1994年12月に開業した第3セクターの智頭線は、兵庫県の上郡から、岡山県を経て鳥取県の智頭に至る営業キロ56.1キロ、駅数14の路線です。

※掲載している情報は2006年11月16日放送時点での情報です。

智頭線はローカル線にしては高架やトンネルがふんだんに用いられ列車が走行しやすいルートになっていますが、ここに至るまでは実に長い道のりがありました。そもそも、国鉄が智頭線の建設を始めたのは1966年。ところが80年ごろ国鉄の赤字により工事が中止に。その時、路盤の9割はすでに完成していました。泣くに泣けない鳥取県が、岡山、兵庫の両県に働きかけ、80年代後半に第3セクターを作って工事を再開。さらに90年代にはいって高規格化も図られ94年ようやく開業したというわけなのです。

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