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香取慎吾はやっぱり“スター”!?『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』完成披露試写&舞台挨拶

1月9日にスタートした、香取慎吾さん主演の木曜劇場『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』。

選挙当選のためにイメージアップを狙う大森一平(香取)が、シングルファザーの義弟・小原正助(志尊淳)とその子どもたちと暮らすことで、次第に家族の問題と向き合い、本気で社会を変えようと立ち上がる完全オリジナル作品です。

本作の完成披露試写&舞台挨拶が先日行われ、香取さん、志尊さん、増田梨沙さん、千葉惣二朗さん、向里祐香さんが出席しました。その模様をレポートします。

「生きる希望を…」志尊淳が香取慎吾の“スター伝説”を明かす!

会場には第1話の試写を終えたばかりの観客が集まり、客席後方から香取さんらが登場すると、大歓声が沸き起こりました。ステージに上がった香取さんは「明けましておめでとうございます!本年も皆さまよろしくお願いします」とあいさつ。
志尊さんらもあいさつを終えると、MCの伊藤利尋フジテレビアナウンサーが「第82回ゴールデングローブ賞、向里さんが出演されている配信ドラマ『SHOGUN 将軍』が、テレビドラマ部門ほか4つの賞を受賞されました!」と祝福。
向里さんは「ありがとうございます!」と驚き、「配信されてもうすぐ1年経つんですけど、今でも世界で評価していただいて。日本では見ている方がまだ少ないと思うので、これを機に見ていただけたら」と笑顔でアピールしました。
本作の話題に戻り、志尊さんは香取さんとの共演について「ずっと香取さんを見て育ったと言っても過言ではない。本当に、スターなんですよ!」と興奮気味にコメント。隣の香取さんは照れ笑いを浮かべました。志尊さんは、撮影現場で香取さんを“スター”だと感じたエピソードを披露。
なんでも、商店街でのロケ中に、香取さんが各お店をまわって、あいさつしていたのだとか。「リハビリ施設とかにも行って、おばさま方に『慎吾ちゃんだよ!』って言うと、みんな『キャー!』みたいな。しまいには、施設のおばさまのご家族と電話されているんですよ。95歳の人まで笑顔にできて、生きる希望を与えている」と感激したそうです。

これに香取さんは「まぁ、スターなんですよね」と、まんざらでもない反応を見せ、笑いを誘いました。「人が好きなんですよね。あいさつというか、一軒ずつ覗いて『ここ何屋さんですか?買っていこうかな』って。商店街の人たち、ほとんど知り合いになって、すごく楽しいです」と、笑顔を見せました。
向里さんは、香取さんが初対面時に握手を求めてくれたと明かしましたが、香取さんの手の出し方や角度に“スター”を感じたそう。「フワァって、星が見えました」と、そのときの衝撃を表現しました。

香取慎吾 草彅剛の第1話登場に「これが本当の友情出演!」

そしてイベントでは、第1話に草彅剛さんが友情出演することが発表されました。草彅さんが、ドラマ『罠の戦争』(2023年/カンテレ・フジテレビ系)で演じた主人公の議員秘書・鷲津亨(わしづ・とおる)役として、今回も出演します。
香取さん演じる一平は、鷲津が関わる民政党で選挙当選を目指すそうで、「つながっているのが面白い」とコメント。「本当にうれしかった。フジテレビでドラマをやらせていただくのは11年ぶりですが、そこに友情出演として、友というか家族のような存在の草彅剛が」と感慨深そうに話しました。

続けて「(草彅さんに)『ドラマが決まったんだよ』って話したら、『えぇ、マジで!?』って、イスから転げ落ちるくらい喜んでくれて『良かったね!うれしいわ!』って」と、草彅さんの反応を明かしました。しかし、草彅さんは自身が第1話に出演することを知らなかったそうで、香取さんから聞くと「知らないけど!?」と驚いたのだとか。

実際、草彅さんは舞台期間中にもかかわらず遠いロケ地まで撮影に来てくれたそうで、香取さんに「友情がなかったらマジで断ってる!舞台中にありえないと」と言いながらも協力してくれたのだとか。香取さんは「これが本当の友情出演!」と、うれしそうに語りました。

香取慎吾 2025年は「笑顔」!現場のピリピリムードを回避

ここでドラマにちなみ、「2025年を最高にするために頑張りたいこと」の書き初めを1人ずつ発表しました。

志尊さんは「花開け」。10代の頃から占いなどで「大器晩成で20代は我慢の年、30から花開く」とよく言われてきたそうで、今年30歳なるため願いを込めたと言います。千葉さんは「しごと ゆうめいになる」。「すっごく有名になって、このみんなと仕事をいっぱいやりたいです」と元気に答え、観客からはあたたかい拍手が。
向里さんは「免許」と発表。「夜中の1時くらいに、この辺(東京・台場)を音楽かけてドライブしたい」そうで、まだ運転免許を持っていないにもかかわらず「イメトレだけできている」と明かしました。
そして、香取さんと増田さんは2人そろって「笑顔」。増田さんは今年の初詣でおみくじを引き、昨年に続き大吉が出たそう。「今年はいいことがあるのかなって思って、笑顔でいようって思いました!」とニコニコ。
香取さんは「忙しくなってくると、笑顔が減ってきちゃう。このドラマもまだ撮影中で、これからオンエアに追われる時間がやってくる。だいぶ現場もピリッピリしてきますから。でも、みんなで、笑顔でいたい」と話しました。
なお本作は、2024年12月6日に逝去された中山美穂さんも出演。すでに撮影済みの場面は予定通り放送し、それ以降は、美穂さんの妹・中山忍さんが役を引き継いで出演することが発表されています。

香取さんは「美穂さんが、この作品への思いを熱く持ってくれているのは聞いていて、共演シーンを撮影できる日を楽しみにしていました。それは叶わなかったですが、美穂さんのこのドラマにかける熱い思いをみんなで持って、最後まで頑張ろうという話をしました。きっと思いを届けてくれると思うので、最後まで頑張りたい」と言葉に力を込めました。

そして最後に「フジテレビは11年ぶりのドラマ。2025年始まりのときに『日本一の最低男』というドラマをやれることを、幸せに思っています。多くの方に見てもらって、ずっと胸に残るドラマになったら」とアピールしました。

文:松木優子
撮影:鷹野政起


『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』

毎週木曜22時~放送中
出演:香取慎吾、志尊淳、冨永愛、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香、佐野玲於/橋本じゅん、安田顕 ほか

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