FUJI TELEVISION Announcer's Magazine アナマガ

研修6日目

2021/05/18 11:00
posted by 新人研修日誌2021

研修6日目は小室瑛莉子が担当いたします。

先週は今まで研修で行ってきた原稿読み以外にも、バラエティのナレーションやオンライン取材、VTRの即時描写など様々なジャンルにチャレンジした濃い一週間でした。

まだできないことが多く、勉強の毎日を過ごしております。

しかし弱音を吐いている暇はありません、上を向いて一歩一歩頑張ります!

週末でリフレッシュしたので、元気に2週目スタートです!

(土日のありがたみを実感…!!)

一限目の講師は、めざまし8直後の倉田アナウンサーでした。

内容は「プレゼンテーション」について。

先週のめざまし8の放送で実際に使った台本とフリップを用いて、生放送中のニュースのプレゼンテーションについて解説していただきました。

そこでわかったことは、番組の流れはおおよそ台本通り進むが、説明するための言葉の9割は自分の言葉だということ。

限られた放送時間内で、いかにわかりやすく、短く、正確にニュースを伝えられるかが求められます。

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【実際にフリップを用いて説明する倉田アナウンサー】

さらにインカムで制作の指示を聞きながら、スタジオの空気感も作っていきます。

番組の流れを壊さず、制作側の要望を汲み取る柔軟性が必要なお仕事だと再認識しました。

最近ではアナウンサーが出演者の方に突然話を振られることもあるようで、日頃からニュースに関心を持ち自分の意見を持とうと思いました。

プレゼンテーションでは「語彙」の豊富さが武器になります。日々勉強し着実に語彙力を伸ばしていきたいと思います!

二限目は、生野アナウンサーでした。

内容は「食リポ」です

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【用意された様々な食べ物

視聴者の方には映像しかお届けできない中で、どのように表現すれば食べ物の特徴を伝えられるかを考えました。

ちなみに私が食リポに挑戦した食べ物は「シュクメルリ」という食べ物です!

皆さんは食べたことがありますか?

鶏肉をガーリックソースで煮込んだジョージアの伝統料理なのですが、私は初めて食べました

初の食リポは緊張で早口に。さらに感想も「ガーリックが効いていて美味しいです!」の一点張り。これでは味が伝わりません。

見た目、香り、風味、食感一つ一つを言葉だけではなく表情や仕草で表現します。

((加えて、編集しやすいようにゆっくりと間を空けて・・・))

「美味しそうに」というのも大切です。例えばカレーライスを食べるときには、スプーンの中に小さなカレーライスを作るんです!

食リポは、宣伝ではなく取材。その食べ物の特徴を的確に表現できるように毎晩の夕食で練習したいと思います!

三限目は、伊藤アナウンサーでした。

内容は「バラエティ番組での立ち回り」です。

授業開始とともに突然始まったのは、なんと伊藤アナウンサーが司会のプチクイズ番組!

「新人アナNo.1決定戦」という企画で、本番さながらの緊張感の元、新人アナウンサーはクイズに答えていきます。

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【司会の伊藤アナウンサーと回答する秋田テレビ 内田有香アナウンサー・テレビ熊本 中村圭允アナウンサー

私はこのプチクイズ番組で優勝を目指し、ただ楽しんでいました。

しかし番組の出演者として必要なことは番組を盛り上げることです。

話を振られたとき、前の人と同じ内容では話は膨らみません。

制作側がアナウンサーに求めていることは3つ。

  1. 会話の反応速度と内容
  2. 役割の把握
  3. 自分がどう見られたいかの意識

バラエティには正解はないと伊藤アナウンサーは何度もおっしゃっていました。

その中でキャラクター、話の内容、リアクションを生かし、番組を盛り上げられる気の利いたアナウンサーになりたいと思いました。

と、その前にまずは自分のキャラクターは何か、考えたいと思います!

今日はこれで以上です。

明日も頑張ります?

そして明日のブログ担当は、紅ちゃんです