山田裕貴「この日を楽しみに待ってた」と興奮！佐藤二朗「バケモノみたいに面白い作品は『国宝』だけじゃない」と自信！映画『爆弾』初日舞台挨拶レポート
現在、全国公開中の映画『爆弾』の初日舞台挨拶が行われ、山田裕貴さん、染谷将太さん、坂東龍汰さん、寛一郎さん、渡部篤郎さん、佐藤二朗さん、永井聡監督が登壇しました。
本作は、『このミステリーがすごい！2023年版』（宝島社）、『ミステリが読みたい2023年版』（ハヤカワミステリマガジン2023年1月号）で1位を獲得した、同名のベストセラー小説を映像化したもの。
爆発を予知する謎の中年男と爆弾の在りかを探す警察が繰り広げる、先読み不能の謎解きゲームと、東京中を駆けめぐる爆弾探しがリアルタイムで進行。ミステリーと超ド級のアクションが織り成すエンターテイメント作品です。
2025年の年明けから撮影されたという本作が公開初日を迎えた思いをキャスト、監督が語りました。
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山田裕貴 ファンのつぶやきを楽しみに「今日を喜びたい」と笑顔！佐藤二朗は俳優仲間からのうれしい言葉を報告
MCに呼び込まれた山田さんをはじめ、キャスト、スタッフは客席の通路に登場。この日は10月31日ということで、ハロウィンカラーの花束を客席に投げ入れたり、ファンへ直接手渡したり、サプライズからイベントがスタートしました。
壇上についた山田さんは、「この日を楽しみに待ってた」と興奮気味に挨拶。「このあと（映画を観た）皆さんがXで『マジやばかったんだけど』と書き込んでくれるのか、楽しみにしながら、今日を喜びたい」と続けます。染谷さんは「自分もすごく好きな作品なので、皆さんにやっと伝わるのがうれしい」、坂東さんは「（登場の際に）皆さんの表情を見て、熱気を感じました。この後エゴサをしたい」と笑顔。続く、寛一郎さんは「3時間弱、お疲れ様でした」と話し始めますが、実際は2時間17分の上映だったようで、佐藤さんからツッコミが。苦笑いしつつ「膨大な情報量とセリフ量があり、たぶん、脳が爆発してると思う」と続ける寛一郎さん。しかし、今度は山田さんまでもクスクスと笑い出します。実は、先日行われたレッドカーペットイベントの際、寛一郎さんは、イベントが長時間だったこともあり、トーク中に「膀胱が爆発しそう」と話していたのです。そのため、山田さんと佐藤さんから、「“爆発”を使いたがるね（笑）」とツッコまれていました。
壇上についた山田さんは、「この日を楽しみに待ってた」と興奮気味に挨拶。「このあと（映画を観た）皆さんがXで『マジやばかったんだけど』と書き込んでくれるのか、楽しみにしながら、今日を喜びたい」と続けます。染谷さんは「自分もすごく好きな作品なので、皆さんにやっと伝わるのがうれしい」、坂東さんは「（登場の際に）皆さんの表情を見て、熱気を感じました。この後エゴサをしたい」と笑顔。続く、寛一郎さんは「3時間弱、お疲れ様でした」と話し始めますが、実際は2時間17分の上映だったようで、佐藤さんからツッコミが。苦笑いしつつ「膨大な情報量とセリフ量があり、たぶん、脳が爆発してると思う」と続ける寛一郎さん。しかし、今度は山田さんまでもクスクスと笑い出します。実は、先日行われたレッドカーペットイベントの際、寛一郎さんは、イベントが長時間だったこともあり、トーク中に「膀胱が爆発しそう」と話していたのです。そのため、山田さんと佐藤さんから、「“爆発”を使いたがるね（笑）」とツッコまれていました。
渡部さんは「お越しいただき感謝しています」と客席へ向け謝意を語った次の瞬間、佐藤さんのほうを向き「舞台挨拶ってさ、上映後と前と二朗はどっちが好き？」と質問。まさかの個人的な質問に佐藤さんはタジタジとしつつ、「上映後ですね」と真剣に回答。しかし、佐藤さんが同じ質問を返すと、渡部さんは「僕はそういうの決めてないです。両方とも感謝してますから」ときっぱり。これには佐藤さんも「なんてことだ！」とショックを受けたと大きなリアクションで見せて会場の笑いを誘いました。そんな佐藤さんは、舞台挨拶前にさまざまな作品の脚本も手掛ける俳優のマギーさんから「熱い長文のメールが来た」と報告。そこには、「日本映画の最高到達点の1本だと思う」と書いてあったそうで、「クリエイターのそういうメールがうれしかった」と語りました。メガホンをとった永井監督は、朝から緊張していたそうで「手が震えるし、眉毛を描こうと思ったんですけど、うまくいかなくて」とポツリ。すると佐藤さんが「役者じゃないからいいんだよ（笑）」とツッコミつつ、「でも、監督は本当に繊細な方で、ずっと心配してた。かなり好評なのでは？」と監督を気遣う様子も見せました。
爆発を予知する謎の中年男・スズキタゴサク（佐藤）と取調室で最初に対峙する刑事・等々力を演じた染谷さんは、撮影の感想を聞かれると「最高に楽しかった。ステキな方々といっぱいお芝居をさせていただいて。今年の1月の撮影だったので、2025年最高の幕開けでした。幸せです」とコメント。交番勤務の巡査長・矢吹を演じた坂東さんは、永井監督によると「アドリブが多かった。毎回何か入れようとしてくる」そうで、ともに行動する後輩巡査・倖田役の伊藤沙莉さんに怒られたこともあるとか。「『絶対に使えないことはするな！』と言われました（笑）」と笑う坂東さん。佐藤さんは、渡部さんの“支え”の芝居に感激したそうで「本気で支えに来たら、こんなに美しく、切なく、カッコよくなるっていうのを痛感した。男の哀愁もこの作品の見どころです」と力強く語りました。
最後は、改めて客席の間の通路に立ち山田さんと佐藤さんが挨拶することに。山田さんは「映画のなかで、あなたのリポストが“あるポイント”に達すると大変なことになりましたね。ですが、映画のお褒めの言葉は、何度ポストしていただいても『爆弾』は爆発しません！皆さんのお力をお借りして、広めてください」とアピール。佐藤さんは「今年『国宝』というバケモノみたいに面白い作品がつくられていますが、バケモノみたいに面白い作品は『国宝』だけじゃないと思っています」と、自信たっぷりに語り、イベントを締めくくりました。
取材・文：平野智枝子
撮影：鷹野政起
映画『爆弾』全国公開中
出演：山田裕貴 伊藤沙莉 染谷将太 坂東龍汰 寛一郎 片岡千之助 中田青渚
加藤雅也 正名僕蔵 夏川結衣 渡部篤郎 佐藤二朗
原作：呉勝浩「爆弾」（講談社文庫）
監督：永井聡
脚本：八津弘幸 山浦雅大
主題歌：宮本浩次「I AM HERO」（ UNIVERSAL SIGMA）
配給：ワーナー・ブラザース映画
原作クレジット：©表記：呉勝浩／講談社
©表記：呉勝浩／講談社 2025映画『爆弾』製作委員会