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6月3日にスタートした土ドラ『テイオーの長い休日』に出演している船越英一郎さん、戸田菜穂さんにインタビュー!

船越英一郎(ふなこし えいいちろう)さん
1960年7月21日生まれ。神奈川県出身。1982年に日曜劇場『父の恋人』(TBS)でデビュー。2時間ドラマ枠で主演作を多数もつ。近年はMCや広告などでも幅広く活躍する。
今作がフジテレビ系列連続ドラマ初主演となる。
戸田菜穂(とだ なほ)さん
1974年3月13日生まれ。広島県出身。第15回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、デビュー。連続テレビ小説『ええにょぼ』(NHK)、『ショムニ』シリーズ(フジテレビ)、映画「沈黙のパレード」「ロストケア」など。現在、Netflixシリーズ「君に届け」が配信中。

船越英一郎がフジテレビ系の連ドラ初主演!「元・2時間サスペンスの帝王」役を演じることで話題の土ドラ『テイオーの長い休日』。

『テイオーの長い休日』は、仕事がない「元・2時間ドラマの帝王」熱護大五郎と、ある事情があり業界を追われていた「元・敏腕マネージャー」でシングルマザーの吉田ゆかりが、人生のリベンジに奔走するヒューマンコメディ。

熱護役を演じる船越英一郎さんと、ゆかり役を演じる戸田菜穂さんにインタビュー。役の印象や、ドラマの見どころ、タイトルにかけて「もし長い休日があったら…?」などをお聞きしました。

  • 合言葉は「1話に一つ、心に引っかかるようなセリフを」(船越)

リアルに2時間ドラマの帝王・船越さんが「元・2時間ドラマの帝王」役という設定を聞いて、どう思われましたか?

戸田 えー!面白そう!って思いました(笑)。
船越 そうだよね(笑)。ここのところ、ドラマもCMも、セルフパロディのものしかやっていませんのでね。なんか最近、イロモノ俳優みたいな感じになってきましたけれども(笑)。
こうやってね、次、船越でどうやって遊べるかって。40何年も俳優をやっていて、まだおもちゃにしてもらえるというのは、本当にありがたいなと思いますね。そうやって面白がってくれる人たちがいるから、俳優でいられるわけで。本当に、感謝しかないです。

その相棒となるマネージャー役が戸田さんと聞いたときはいかがでしたか?

船越 マネージャー役っていうよりも、彼女と、彼女の子どもたちと、言ってみれば疑似家族を作っていくというような話でもあるんですよね。だから、菜穂ちゃんだったらお母さん役としてぴったりだし。前回ご一緒した時は、結構シリアスな話だったものですから。コメディをやってらっしゃる菜穂ちゃんを久しぶりに見たいなって。昔はね、フジテレビでもね…。
戸田 はい、『ショムニ』とか。
船越 そう、『ショムニ』とかで元気な菜穂ちゃんを見ていましたけどもね。僕はその元気な菜穂ちゃんとご一緒したことがなかったので、今回はそれも楽しみでしたね。
戸田 ああ、うれしいです。私もちょうど、コメディをやりたいと思っていたところだったので。

戸田さんはマネージャー役を演じる上で、意識していることはありますか?

戸田 吉田ゆかりさんって、何か独特な。「本当に敏腕なのかな?」って思うことがあるんですけど(笑)。
船越 (笑)。
戸田 強くて明るい人で。凹まないし、なにくそ精神みたいなのがものすごいあって。バイタリティ溢れるタフな女性だと思うんです。私自身は一人で本を読んだり、カフェに行ったり、一人でワインバーに行ったりするのが好きなので、(ゆかりのように)「ギャー」って言ってるようなタイプじゃないんですよ。
船越 あっはははは!
戸田 朝からBLACK PINKとかを聞いて、自分の気持ちをアゲて、ノリノリにしてから現場に行っています(笑)。この役には若さが欲しいなと思ったので、ポップに演じたいな、と。
船越 そうですね。

このドラマでは、熱護が主演してきた作品もフューチャーされますが、お気に入りの役柄はありますか?

船越 本当にね、僕にとって思い入れのある作品ばかりなので、非常に懐かしいというか。(劇中の小道具の)ポスター撮影は、自分のたどってきた道をトレースするというか。そんな意識で、あっという間。まさに走馬灯のように自分の役者人生を振り返ることができた、そんな贅沢な時間をもらいました。
戸田 毎回、その作品の役として熱護さんが登場するので、楽しみです。

「楽しみ」ということですが、劇中劇を演じるプレッシャーはありませんか?

船越 プレッシャーというよりも、励みです。「楽しんでいただけるんだったら、頑張ろう!」って。
戸田 いつも、笑いそうになっちゃって(笑)。「熱護さーん!」って。ゆかりは元々、熱護さんのファンの設定なので「あの役で出てくれるんだ!」って舞い上がるんですよ。
船越 難しいのはね、コスプレになっちゃいけないわけですよ。コントになってもいけないし。例えば火災調査官なら、火災調査官の彼の人柄も垣間見えなきゃいけないし。その役と熱護がいつの間にか重なってくるのが、このドラマのある種のカタルシスなんじゃないかと思うので、そこを皆さんにゾクっとしてもらえるポイントにしたいなって、そんな風に思っているんですね。
ちょっと現実離れしたキャラクターでも、その世界観の中で語っていることが熱護になり、最終的には僕になったらもっと素敵だなって思うし。その裏に、このドラマを作った人たちの姿や思いが垣間見えたら、もっと素敵だなって。そういう連鎖が生まれていかなきゃいけないので。とっても、集中して、大事に、大事に、その劇中劇のキャラクターを描こうと思っております。たまに、舌とか出しますが(笑)。
戸田 基本は、大真面目にやってます。
船越 大真面目にやってるから、よけいおかしいんだよね(笑)。

また、熱護はかなり偏屈でマイルールをたくさん持っているキャラクターですが、船越さん自身の曲げられないルールはありますか?

船越 僕は非常にオープンマインドですから。現場でもいつも言ってるよね「なんのポリシーもないから」って。
戸田 (笑)。
船越 「スタッフがなるべく、撮りやすいように芝居するからな」ってずっと言ってますんで。割と僕はそんなにルールにはとらわれないですね。一つだけルールがあるとすれば、「悪くても感謝」というのが僕のルールですね。
良いことを言われたり、素敵なことが起きたら、感謝するのは当たり前ですけど。罵詈雑言浴びたり、悪いことが起きたり、病気になったり、怪我したりね。でも、自分にダメージを与えてくれたものにも、すべてに感謝しようと。これだけは僕のポリシーですね。
乗り越えた先には、今よりもきっと、ちょっとだけ素敵になっている自分がいるはずなので。そうやって自分に起こるマイナス因子すべてに感謝していくっていうのが、唯一のポリシーです。
戸田 若い人に聞かせてあげたい。「へこんでいる場合じゃない、感謝しなさい」って。
船越 そうそう。へこむことが来たら、ワクワクしなきゃいけない。
戸田 勉強になります。
船越 ほかにルールはございません(笑)。

ドラマの中にも、ハッとさせられるようなセリフがありますね。

船越 ドラマをご覧になる方たちっていろんなものをドラマに求めていらっしゃると思うのですが、その中の一つが、金言というもの、絶対にいいセリフが欲しい、ということ。自分が共感できるだけじゃなくて、これから使っていけるセリフが欲しい。そういうドラマの見方をしている人が多いんじゃないかと思うんです。僕なんかも若いころはそうでしたし。
作家の方ともお話して、とにかく1話に一つ、何かこう、視聴者の方の心に引っかかるようなセリフが言いたいねっていうのは、合言葉のようにしていますね。

改めて、熱護の魅力はどんなところでしょうか?

船越 未成熟な大人ほど、面白いものはないんですよ。このドラマはコメディですから。コメディって、直訳すると「悲喜劇」になるんですよ。つまり「悲喜劇」イコール人生じゃないですか。人生だったり、生き様だったり、それがもう、コメディなので。熱護みたいな、未成熟で不器用で…そんなジジイと呼ばれるような、人生のキャリアも積み重ねてきた男が、まだあがいてる。まだもがいてる。そんなところを笑ってもらいながら「あれ?ちょっと元気が出てきたぞ」なんていうふうな、背中を押すお手伝いになればと。それが熱護の魅力だし、熱護を演じる魅力でもありますね。

最後に、ドラマのタイトルが『テイオーの長い休日』ですが、船越さん、戸田さんが「長い休日」をもらえるとしたら、何がしたいですか?

船越 熱護がうらやましいですよ(笑)。「長い休日」、一度取ってみたいですよね。取れたらやっぱり、旅行ですね。ここ最近は、コロナもあって旅行を封印せざるを得なかったので、長いお休みをいただけたら、長い、バカンスに出かけたいですね。
戸田 私も旅行に出かけたいです。先日、確認したら、パスポートの期限が切れていて。
船越 あ、本当?
戸田 もう一回作り直して、大人の女性を見に、パリに行きたいです。
船越 パリね。
戸田 大人がカッコイイんですよね。マダムたちが。
船越 いや、本当にそう。
戸田 刺激を受けたいです。
プレゼント

抽選で、船越英一郎さん、戸田菜穂さんのサイン入りチェキをプレゼントします!

応募受付は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました!
当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。

(船越英一郎)
ヘアメイク 細谷千代子

(戸田菜穂)
ヘアメイク 松岡奈央子
スタイリスト 菊地ゆか

文・陰山ひとみ
撮影・鷹野政起


土ドラ『テイオーの長い休日』

【放送日時】2023年6月3日(土)~7月29日(土)
毎週土曜23時40分~24時35分(予定)
【放送回数】全8回(予定)※FNS27時間テレビのため7月22日は休止
【企画】市野直親(東海テレビ)
【脚本】入江信吾 川﨑いづみ 諸橋隼人
【音楽】仲西匡(カレント)
【主題歌】「素顔」上野大樹(cutting edge)
【OPテーマ】「Bumpy」Beverly(avex trax)
【ナレーション】 大和田伸也
【演出】吉川鮎太(ホリプロ) 白川士
【プロデューサー】松本圭右(東海テレビ) 井上竜太(ホリプロ)
【制作協力】キャンター
【制作】東海テレビ ホリプロ

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