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東海テレビ・フジテレビ系全国ネット「オトナの土ドラ」シリーズ第34弾
2021年6月5日スタート『#コールドゲーム』出演者たちに聞く
避難所で大人気のイケメン息子。
だが、彼は生きて成し遂げなければならない復讐に突き動かされ――!?
木村大輝(22)…結木滉星
女性人気がダントツで、第七支部内の女性たちから猛烈アプローチを受けまくっている。イケメンで身体能力も抜群。極寒の中、分厚い氷の下に埋まったスーパーや食糧倉庫から物資を発掘し持ち帰ってくる遠征隊のメンバーだが、運よくまだ実働隊として危険な外に出たことはない。
万が一にでも凍死したら…、決して、死にたくない。いや、死ねないのだ。生きて、やらねばならないことがある。それは、まだ氷河期が訪れる少し前、大輝の恋人とその父親を死に追いやったある人物への復讐だった。
<結木滉星コメント>
オファーを聞いた時、監督の千葉さんとは何度かご一緒したことがありましたが、物語全話を通じてご一緒する機会は今回が初めてだったのですごく楽しみでした。大輝という役もこの物語において大事な存在だったので気が引き締まりました。二面性の強い役柄だと思ったので、表と裏の顔をうまく使い分けられたらいいなと試行錯誤して、監督ともたくさんコミュニケーションを取りながら演じています。また、大輝はある復讐のために偽装家族を組んでいるので、その背景を固めていく作業も大切にしています。特に、羽田さん演じる祥子さんはお母さんというより相棒として捉えているので、他の家族に対しての接し方の違いを個人的に意識して演じています。
羽田さんはすごく気さくな方で、全ての人に平等に接しているところがとても素敵で印象的です。羽田さんがその場にいるだけで現場が明るくなって常に楽しく撮影できています。ただ、僕のカレンダーをお渡ししたところ、気に入ってくださって何枚かメイク室に
貼ってあるのですが、恥ずかしいのでやめて欲しいです(笑)
ここまで影のある役を演じたことがなかったので、毎日が新鮮でとてもやり甲斐を感じています。最初は“偽装家族” だった家族がどう変化していくのか、それぞれの抱えている問題がどう解消されていくのかを、みなさんに早く見てほしいなと思っています。氷河期化した過酷な環境という設定ですが、笑えるところもあり、一見何気ないシーンでも心に響くようなセリフが散りばめられていて、僕自身も心動くシーンがたくさんありました。是非期待してほしいです。そしてみなさんの期待に応えられるように 今後の撮影も全力で取り組みたいと思います。
人生に冷めた天才少女は、
極限状況で恋を知り、その人生は輝きはじめる――
木村陽菜(17)…久間田琳加
悪気が有るのか無いのか、あまりにもストレートでシラケた物言いが人を傷付けやすく、第七支部内でもめ事を起こすこともしばしば。だが、まだ子供な部分もあり、時折、寂しそうな様子を見せる。”家族”に懐疑的。本当の親子何てろくでもない、と。
実の親だろうが他人だろうが、子供をかわいがってくれさえすればそれでいいと思っている。生き延びたいなどと思ってもいなかったが、そんな陽菜の気持ちにも徐々に変化が。いつしか、大輝への恋心が芽生え…。
<久間田琳加コメント>
「#コールドゲーム」という題を聞いた時は、一体どんな内容なんだろう?と思ったのですが、台本を読んでみると、想像とは全く違う普通だったら考えつかないストーリーだったので、この世界観に入ることが楽しみになりました。今は考えられないけど、いつかこんな世界がくるのかも…と思いながら、続きが気になって仕方がなくなるようなストーリーで、台本を読み進める手が止まらなかったです。
昨年初めてドラマに出演させていただいたのですが、今回の陽菜役は、これまで私が演じた役とは全然テイストが違い、とても新鮮で、私にとっては挑戦となる作品です。普段と歩き方を変えてみたり、目線だったりを気をつけています。木村家と過ごしながら、陽菜がどうやって生きる理由を見つけていくのかという過程も、意識しながら撮影しています。
あとは、やすさんを蹴るシーン、プロレス技をかけるシーン、叩くシーンなどがたくさんあるのですが、やすさんがいつも優しく受け止めてくださって、「いいパンチでした!」と言ってくださるので、そんなシーンも楽しく演じさせていただいています。
主演の羽田さんは現場ですごく優しく接してくださいます。撮影が始まった頃はまだ寒くて、私が控え室にいる間、手足がかなり冷え込んでしまって。そうしたら羽田さんがバッグの中からカイロをだして、いろんな場所に貼ってくださって、「体調が悪くならないよ
うに」と、温めてくださいました。生姜がたっぷり入ったお茶をくださった時もあって、まだ撮影が始まって1 週間も経っていなかったのですが、偽装だとしても家族を演じるのが楽しみになりました。
今までにない設定ですが、物語が進むに連れて、「こんな家族、良いな。」と思っていただけるようなドラマになっていると思います。偽装家族がどんな最後を迎えるのか、そして、新しい私を見ていただけるように頑張っているので、どちらも楽しみにしていただけると嬉しいです。
いい人すぎて人畜無害なおじさんの、家族を守る必死な姿。
たまに見せる男気に思わずキュン!?
木村隆(50)…やす(ずん)
後悔ばかりしている性格で、愚痴が多い。口癖は、「若い頃のオレは案外優秀だった」だが、家族からは全く信用されていない。「結論から言うと」もその一つ。もちろん、その結論に至ったことは今まで一度もない。物事がなかなか決められず、あらゆるチャンスをことごとく逃してきた。
だが、極寒の氷河期を生き抜く中で、家族のためならば、とたまに見せる必死な姿にキラリと男気が光る一面も。木村家としての“嘘”の生活を少し楽しんでいる様子。
が訪れる少し前、大輝の恋人とその父親を死に追いやったある人物への復讐だった。
<やす(ずん)コメント>
オファーの話を聞いたとき、マネージャーに「これ、飯尾さんにきたやつじゃないの?」と2 回確認しました(笑)羽田美智子さんと家族で父親役??何がどうなってオファーがきたのかまったく合点がいかない、点と点がまったく繋がらない状態で。東海テレビさんの大きなミスかなと。いまだに不思議な気持ちでいます。このドラマが決まって、飯尾さんからは、「すごいじゃない、やすー。頑張ってよー。で、俺の役はないの?」と言われました。だから「氷のツララの役ならあるよ」と言ったら、「得意だよ。軒下でピキン!…おい、やす。相方に軒下でピキンって言わせんじゃないよ、コラ!」というやりとりはありました。
台本を読んでみての感想はまず「自分の役のセリフが多いなー」でした。「これ、覚えられるのかな?俺は」と少し不安になりました。内容面では、特殊な環境に置かれた人間はこういう生き方をしていくのか、と。人間のおもて面、裏面が垣間見える面白さ、滑稽さ、切なさがよく描かれているなと思いました。
木村隆という役は、年齢が50 才で独身で結婚歴がない。全く自分と一緒なんです。役作りはほぼゼロです。覚えた台本の台詞をそのまんま言えば、それがそのまんま木村隆さんのセリフになる。そんな感じでやっていますが、監督からはっきり否定されてないので、大丈夫なんじゃないですかね?時々、自分では普通に台詞を言っているつもりでも、監督さんに「やすさん、何カッコつけてんですか」と言われる事があるので、カッコつけないように気をつけています。あと、羽田さんの目を見て喋るシーンは、見惚れて台詞を忘れそうになるので、なるべく羽田さんに見惚れないようにしています。羽田さんは、現場の空気作りが抜群にうまい方だなあと思います。羽田さんが現場にいるだけで柔らかい空気になるんですよね。演者さん、制作スタッフのみなさんも結果的に羽田さんの掌の上で仕事をしているような感覚といいますか。「あれ?お釈迦さまと俺はお芝居しているのかな?と」思う時があるくらいです。撮影現場が和やかに進んでいくその中心にいる、そんな方です。
このドラマを見ている時間が、みなさまにとって楽しい時間になっていただけたらと思います。少しでも娯楽に感じるドラマになっていただければと願っております。
コールドゲーム。スタート。
人当たりのよい避難所の大人気リーダーの本性は、権力の鬼で腹黒!?
実は祥子とも因縁があって――
如月雄一郎(50)…中村俊介
氷河期以前は、人当たりがよくどこまでも柔和な雰囲気が人気のクリーンな政治家で売っていた。第七支部でも変わらずの人気ぶりで、避難所の運営を任されている。
スローガンは“愛をモットーに生き抜こう”。
実は、祥子と少なからず因縁があるのだが、その事実を知る人は少ない。
政府首脳陣が氷河期を逃れた“避難本部”の存在を信じており、自分こそが真っ先に救助され、氷河期後の日本のリーダーになるべき人間だと思っている。
「第七支部は家族を大事にします」と宣言するが、そこにはある腹黒い計算が。
<中村俊介コメント>
昨年の「隕石家族」に続いてまたオトナの土ドラに出演させていただくことになり、まさかこんなに早くお声をかけていただけると思っていなかったのでちょっとビックリしました。最初は「隕石家族の」続編かな?と思いました。羽田さんやスタッフのみなさんと再会できることがとても楽しみで嬉しかったです。
この作品は、基本的には避難所から一歩も出られないという閉ざされた世界観の中で色々な事件が起こるのですが、そのシチュエーションがとても新鮮で興味深く、この先一体どうなるんだろうと思いながら台本を読ませていただきました。
如月雄一郎役については、穏やかで優しくてなおかつ頼りになる、愛に溢れた立派な政治家をイメージしています。とにかく人気者という設定のため、例えば廊下を歩いているだけでも黄色い歓声があがるので、演じていてとても気分がいいです(笑)。撮影では、ドラマの極寒設定とは違い、最近はポカポカ陽気が続いていますので、厚着の衣装が暑くて大変ですが、何とか涼しい顔でがんばっています。
羽田さんは「隕石家族」でもご一緒させていただきましたが、いつお会いしても優しくてほんわかしているので、とても和みます。また、 いつもお元気なので羽田さんがその場にいるだけで現場の雰囲気が一気に明るくなります。今の段階では役柄上の絡みがまだあまりありませんが、これから一緒の撮影シーンが増えていくのが楽しみです。
今世界中が大変な困難に直面しています。状況は全く異なりますが、このドラマを通じて諦めずに様々な困難を乗り越えていく姿を見ていただき、皆さんに少しでも元気をお届けできれば嬉しく思います。色々な制約がある厳しい状況の中で出演者、スタッフ一丸となって頑張っていますので、是非楽しみにして下さい。
【放送日時】
2021年6月5日(土)~7月24日(土)
毎週土曜23時40分~24時35分(予定)
【放送回数】
全8回(予定)
【原作・脚本】
小松江里子(「天地人」「花燃ゆ」(NHK)「花嫁のれん」シリーズ 「隕石家族」(THK)
「天外者」「海難1890」「利休にたずねよ」(映画)など)
【音 楽】
中村巴奈重(「モトカレマニア」(CX)「ギルティ~この恋は罪ですか?~」(YTV)など)
斎木達彦(「がっこうぐらし!」(映画)など)
【企 画】
市野直親(東海テレビ)
【プロデューサー】
松崎智宏(東海テレビ)
宮川晶(ケイファクトリー)
【演 出】
千葉行利(ケイファクトリー)(「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(YTV)
「限界団地」「隕石家族」(THK)など)
後藤庸介(「ボイス110 緊急指令室」(NTV)「左利きのエレン」(MBS)
「パパがも一度恋をした」(THK)など)
【制 作】
東海テレビ ケイファクトリー
