新型“ノロ”が大流行? ラフレ西村がホントに効く対策を伝授

新型“ノロ”が大流行? ラフレ西村がホントに効く対策を伝授

2015年12月08日 (火)
公式ツイッター @web_tokudane

12月に増えるものと言えば、酒量・出費・体重…と思う人もいるだろうが、実は『ノロウイルスの患者が最も多くなる』のが、この12月なのだ。



しかも、国立感染症研究所は『今年は変異した新型ノロウイルスが大流行する可能性が高い』と警告。
“新型”ウイルスは、ほとんどの人が免疫を持っていないため感染者が激増するのだ。
ところが、世間に広まっている“ノロ対策”は間違いだらけ!
そこで今日の「直撃御免」は本当に効果のある“新型ノロ対策”をビシッとまとめてお伝えした。


(1)マスクをすれば大丈夫?
マスクがあれば“ノロ対策”は完璧と思っている人も多いのではないだろうか。
内科医の大竹真一郎先生によると、マスクはインフルエンザなどには有効だが、ノロウイルスは非常に小さいため、マスクでは完全には防ぐことはできない(マスクの種類によって異なる)。


(2)手洗いすれば大丈夫?
大竹先生によれば、石鹸を使って指の間や爪などを30秒以上かけて洗うとウイルスは100分の1にまで減るそうで、これは効果絶大。
しかし消費者庁のアンケートでは15%以上の人が『トイレの後に手を洗わないことがある』という。
逆に、手を洗わず水で濡らす程度だと、ウイルスは湿った場所を好むので次々増殖してしまうという。


(3)アルコール消毒すれば大丈夫?
実は、アルコール消毒はインフルエンザウィルスには有効だがノロウイルスには一般的には効果がうすいとされている。
ノロに感染した患者の吐しゃ物などに含まれるウイルスを撃退するには、塩素系の消毒薬を使う必要がある。
(ノロウィルスに効果のある商品も開発されているようだ)

さらに西村レポーターは、自宅でできて効果バッチリなノロ対策を紹介した。



西村「外出先から帰ってきたとき、着替える前に手を洗うと、着替えの時に再び服から手にウイルスが付いてしまいます。」
「トイレはふたを閉めてから流さないと、空気中にウイルスが飛散してしまうという研究結果もあるので、閉めて流すことを心がけてください」

キーワード: 医療
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