エスカレーターの片側空けは危険がいっぱい?

エスカレーターの片側空けは危険がいっぱい?

2015年08月19日 (水)
公式ツイッター @web_tokudane

東京は右空け、大阪では左を空けるエスカレーターだが、今、この習慣を鉄道会社が止めようとする動きが広がっている。

そもそも、エスカレーターの片側空けは、混雑を緩和するマナーとして、約90年前にイギリスで始まったとも言われている。
日本では、1967年から大阪で行なわれ、東京でも1980年代から普及したという。

実際、当時の大阪の鉄道会社の看板にはこんな文字が!「お急ぎの方に左側をあけましょう」



では、今になってなぜ、片側を空けることを禁止にしようとする動きが広まっているのだろうか?
それは…エスカレーターによる事故が増えているからだ。
お年寄りや子供連れを強引に追い越していく人…こうした行為に危険を感じたという人も少なくない。

だが、一度、浸透してしまったルールを変えるのはそう簡単なことではない。
インタビューをしてみると、「片側空けこそが日本人らしい良いマナー」といった声や「急いでいるからしょうがない」といった声もあがり、歩行禁止への賛否は半々だった。

そして、片側空けの習慣を鉄道会社が止めさせようとしていると先ほど言ったが、実は鉄道会社によっては対応がバラバラ…というのも、従来は推進してきたことに加え、都市部では電車から降りた大量の人が全てエスカレーターに立ち止まって乗ってしまうと、ホーム上に人があふれてしまい、逆に事故が発生する可能性があるためだ。

なかなか難しい問題だが、小倉はこんな仰天アイデアを提案した。

小倉「エスカレーターをものすごい速さにして、命がけで乗るようにしてみれば?」



いやいや、身近なエスカレーターが絶叫マシンになってもらっては困る…

コメンテーターの深澤真紀さんは「メンテナンス会社に聞くと、片側空けは右と左にかかる過重がバラバラになるため、故障するリスクが多くなると言っていた」



あなたはエスカレーターの片側ルールをどう思うだろうか?

キーワード: 独自
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