自宅でオシッコ! 札束バラマキ…あの生意気だった「福嗣くん」が声優デビュー
あなたは「福嗣(ふくし)くん」を知っているだろうか。
あの元プロ野球選手、落合博満さんの1人息子。
小さい頃、ちょくちょくお父さんやお母さんと一緒にテレビに出ていたが、ちょっと憎ったらしいほど生意気な印象だった。
当時はとにかくワンパク坊主で、「フクシ伝説」という本も発売されているくらいだ。
自宅にテレビ取材が来た時に、突然テーブルの上でオシッコをしたり…
デパートで父親がたまたま持っていた札束をバラ撒いたり…
女子アナが大好きで、スカートの中に頭を突っ込んだり…
などなど、そのイタズラは数え切れない。
その後すっかりご無沙汰だったが、20年余りの時を経てきのう、
声優デビューを果たした事がニュースになった。
小さい頃からアニメが好きだった福嗣くんは2年前から声優の専門学校に通い、27歳にして夢を叶えた。
これまで定職についたことがなかったようで、両親も大感激しているという。
問題は小さい頃の生意気さが消えているのかということ。
あれを大人になってやっても許されるのはアラブの石油王くらいだ。
VTRを見た小倉は…
「あの悪ガキがこんなんになっちゃって! 声優、上手いじゃな〜い! 」
報道陣の取材にハキハキと答えるその姿に、小倉も心を動かされた様子。
でも、これって取材用に猫かぶってるんじゃないの?
福嗣くんは青二プロダクションという事務所に所属したのだが、
実はこの青二プロには とくダネ!で毎日 活躍いただいているナレーターさんたちが所属している。
そこで独自取材を敢行。
コミカルな役からしっとりした女性までを幅広くこなす安井絵里さんに聞くと…
「事務所に入ってすぐの時に初めて会ったんです。そうしたらちゃんと自分から挨拶しにきてくれたんですよ。ハキハキとした好青年という印象でしたね」
マ、マ、マジですか!? あの福嗣くんがですか?
アニメ「ONE PIECE」のナレーションも務めている大場真人さんにも聞いてみると…
「父親と同じく “オレ流” の声優になってほしいですね!」
あの悪ガキだった福嗣くんが立派になっているではないか!!!
偉大な父親は「オレ流」で有名だったが、声優一年生の福嗣くんは きのうの取材で、
「おこがましいので『ボク流』で…」と最後まで低姿勢だったという。