似てる?似てない? 鳥貴族がライバル店提訴
今、関西を拠点とする2つの焼き鳥チェーンがバチバチ火花を散らしている。
それは、「鳥貴族」と「鳥二郎」。
鳥貴族といえば、安くて美味しいジャンボ焼き鳥で有名だが、
看板デザインや店の内装、メニューが酷似しているとして、ライバルの鳥二郎を訴えたのだ。
では、具体的にどんな点が似ているのか見ていこう。
まずは看板。どちらも鳥をイメージしたデザインで、互いに黄色と赤色を使っている。
メニューを比較してみると、「ドリンク全品」のデザインは、
丸い白線の中に書かれていて、両方とも真ん中に鳥のイラスト。
そして、ビールジョッキの写真の上には「うぬぼれ生」に対して、「プライド生」の文字が躍っていた。
HPをのぞいてみると、こちらも色合いや画面構成が似ているような気がする。
どちらにも自社の「こだわり」が書かれているのだが、注目すべきはこの文言!
鳥貴族のほうは…「鳥貴族のうぬぼれ」「永遠奉仕」
一方、鳥二郎のほうには…「鳥二郎のプライド」「永久奉仕」
文字面はちょぴり違うが、こだわりの根底にあるものは共通しているのかもしれない…。
さらに驚くことに、同じビルに出店しているケースもあるといい、お客さんの中には系列店と勘違いする人もいたほどだ。
裁判の行方が気になるところだが、村瀬貴文弁護士によると、
「看板だけ見ると、見た目は似ているが『貴族』と『二郎』は全く別の単語。類似との判断は難しいのでは」との見方を示している。
デーブ・スペクターはシレっと「これ、取り(鳥)合いになっちゃいますよね」とコメントしてスルーされていたが、コラムニストの深澤真紀さんはこの問題についてこうコメント。
深澤「プライドと言っているけど、プライドはないですよね。やり方としては…」
人によってその感じ方は様々だが、果たしてあなたはどう思うだろうか?