モラハラ夫の衝撃音声入手…加害者が語った意外なきっかけは

モラハラ夫の衝撃音声入手…加害者が語った意外なきっかけは

2015年04月21日 (火)
公式ツイッター @web_tokudane



夫「俺は悪いとは思えないよ、お前の方が悪い」
妻「でも」
夫「でもじゃねーだろう謝れよ」
妻「ごめん。もう分かったよ」
夫「分かったよじゃねーだろうが!」

モラルを振りかざした精神的な暴力や嫌がらせである「モラルハラスメント」
今日の直撃御免は、モラハラに苦しんだ被害者だけではなく加害者も取材。
なぜモラハラが起きるのか、加害者側の心理状態にも焦点をあてた。

30代のAさんは夫から受けたモラハラを録音。
宿題をしない娘に厳しく当たる夫をたしなめると、夫の一方的な暴言が始まった。
また別のデータには、Aさんの母親の電話の切り方に腹を立てた夫が、Aさんを執拗に責め立て、威嚇する様子が録音されていた。

モラハラに悩む50代のBさん、とくダネ!は加害者である夫にも話を聞くことができた。
夫によると、モラハラのきっかけは妻が洗濯物を畳まなかったという些細な理由。
夫「なんだよ畳まないのかよってすごい口調で」
夫「俺が家事やってお前が働いてこいとか乱暴な事を言ってました」
Bさんのモラハラは23年も続いたが、モラハラ加害者を対象とする更生プログラム施設を知って通うようになったという。
スタジオでは取材した岸本リポーターがさらに続けた。
 


「Bさんになぜそんなことをするのか聞くと、実家でモラハラがあったと言うんです。ほとんどのモラハラ加害者も実家で同じような事があったと言うそうです」

「実はモラハラの加害者も被害者も、モラハラだと気づいてないことが多いんです。加害者はこんなに言ってるのに分かってくれないという被害者のような意識がある。被害者の方は、辛らつな事を言われるのは愛情だと思っている」
 


ちなみにAさんは、第三者に夫の暴言を相談したことでモラハラに気づいたという。
当事者は自覚しにくいというモラハラ問題。
パートナーの言動にイラっときても、一呼吸おいて自分の言動を見直してみたほうがいいのかもしれない。

キーワード: 独自
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