小倉の嘆き節はともかく…厳戒の東京マラソン舞台裏に密着

小倉の嘆き節はともかく…厳戒の東京マラソン舞台裏に密着

2015年02月23日 (月)
公式ツイッター @web_tokudane

日本最大規模のマラソン大会と言われる、毎年恒例の「東京マラソン」がきのう開催された。
9回目を迎えた今年は、約3万6千人のランナーが東京の名所を駆け抜けた。
外国人ランナーは過去最高の5317人。
ボランティアは1万人以上。
さらに、160万人以上の観衆が沿道で声援を送った



大会は無事終了。それを支えたのが…テロ対策。
昨年のボストンマラソンでの爆破テロや、
「イスラム国」の日本人を標的にするとの予告を受け、
警備担当の警視庁は異例の厳戒態勢を敷いたのだ。

【対策その1】…ランナーの手荷物を制限!
【対策その2】…コスプレも、顔が隠れたり肩幅を超えたらNG!
【対策その3】…カメラを付けたランニングポリスが走りながら周囲を監視!

当然、セキュリティーチェックも大混乱になるかと思ったら…
以外にも去年までよりスムーズだったとか。その理由が…

【対策その4】…金属探知機を4台から50台に増強!



スタート前に、泣く泣く着ぐるみタイプのコスプレを会場から宅配便で送る人や、
「係員が何て言ってるかわからない! 」と言葉の問題に悩む外国人ランナーもいたが、
全体的には大きな混乱もなくスタート。
そのあとは、東京マラソン名物ともいえる沿道の「お・も・て・な・し」に感激するランナーたちが、寒空の首都を駆け抜けた。

コメンテーターの元docomo執行役員・夏野剛さんや、
慶応義塾大学准教授・石戸奈々子さんは、この東京マラソンを高く評価。

夏野「記録を追う先頭集団と、楽しみながら走る人と。新しい文化の形があっていいですよね」
石戸「スポーツって本来みんなが楽しめるもの。みんなで健康になりながら文化的にも
楽しんでいくもので、これぞまさにスポーツの姿ですよ」



しかし…小倉は何か浮かない様子。

小倉「『元祖山の神』の今井正人選手が2時間7分37秒の
結構いいタイムだったよ、とか、全然触れないんだねぇ… 」



かつて陸上競技の優秀なアスリートだった小倉さん、気持ちはわかりますが、
今年の東京マラソンは、これまでとは比べ物にならないくらいの厳戒態勢で開催されたんだから、とくダネ!的には厳戒態勢がニュースなんですヨ!
ちなみに男子はエチオピアのネゲセ選手が、女子はエチオピアのディババ選手が優勝。
日本人最高位は男子は今井選手が7位、女子は扇まどか選手が7位。
車いすマラソンは男子が洞ノ上(ほきのうえ)浩太選手が初優勝。
女子は土田和歌子選手が8連覇しています。

キーワード: ニュース
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