保育園の子供の声は騒音か? それとも遊び声? 問題急増の背景

保育園の子供の声は騒音か? それとも遊び声? 問題急増の背景

2014年10月27日 (月)
公式ツイッター @web_tokudane

今、保育園を巡るトラブルが各地で相次いでいます。
立川談笑リポーターが都内の保育園を訪ねると、締め切った窓に張り紙が…
「近隣配慮のため開けないでください」
こちらの保育園では住宅側に面した窓は決して開けないのです。
さらに、園庭には高速道路で使用される高さ3メートルの防音フェンスを完備。
取材中も近隣住民からクレームが入り、園長さんが注意する場面も…

東京都内によると、自治体の7割が「保育園や公園などで遊ぶ子供の声が騒がしい」との苦情を受けたことがあるとのこと。
また、東京都の騒音に関する条例だと、住宅街の上限は45デシベルで、保育園も例外ではありません。


保育園の騒音を巡るトラブルは全国様々。
品川区の高級住宅街では再来年4月に100人規模の保育園を開園予定ですが、街のあちこちでは建設反対運動が起きていました。
神戸市では先月、保育園の騒音を巡り近隣住民が起訴を起こしています。

保育園と近隣の方々が共存する道はないのか、スタジオでも様々な意見が出ました。

投資家の山本一郎「45デシベルっていうのは本当に子供達を育成する環境としてふさわしいの?」

菊川「自分たちも子供だった頃を思い出して欲しい」

作家の橋口いくよ「社会は必ず誰かが我慢しなきゃいけない事があるけれど、それが子供だというのは…」

小倉は「密閉した部屋に閉じ込めるってのはかわいそうだよね」と言いつつ「静かなところに夢のマイホーム建てたら、隣が保育園になったショックも分からないではない」と逆の立場にも理解を示しました。

キーワード: ニュース
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