茶碗も人も見た目で判断するのは難しい・・・「なんでも鑑定団」でニセモノ騒動

茶碗も人も見た目で判断するのは難しい・・・「なんでも鑑定団」でニセモノ騒動

2017年01月25日 (水)
公式ツイッター @web_tokudane

テレビ東京の人気番組「開運!なんでも鑑定団」をめぐって騒動が持ち上がっている。先月の放送で、古美術鑑定家の中島誠之助氏が「中国の南宋時代に福建省の建窯で焼かれた『曜変天目(ようへんてんもく)』で間違いございません」と力説し、2500万円の値がついた茶碗がニセモノではないかというのだ。



「曜変天目」という茶碗は、今では世界に3点しか残っていない超お宝。いずれも日本の美術館などで国宝として保存されている。



「幻の4点目」発見のニュースは本当に「幻」となってしまうのか。
中国の陶磁器を研究する沖縄県立芸術大学の森達也教授に話を聞くと、放送で鑑定された茶碗は「曜変天目」の特徴である丸い模様がないことなどから、本物である可能性は低いとのこと。さらに、本物であればオークションで数十億という値が付けられても不思議ではないほどの逸品であることから2500万円という鑑定額にも疑問を持っているという。こうなってくると、もはや素人には分からない領域だ。



小倉「私なんか全く知らない世界で…」

すると意外な角度から意外な情報が飛び込んできた。岸本哲也リポーターである。



岸本「わたくしも茶道のお稽古をさせてもらっているんですが…」

えっ!?がっちり体形で繊細なイメージとは程遠い岸本リポーターが茶道?

岸本「天目茶碗というのは普通のお茶碗とは全然扱いが違って、その中でも曜変天目というのは最上のものと言われています」

茶碗も人も、見た目だけで鑑定・判断するのは難しい。そんな教訓をもたらしたオンエアであった。


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