「大戸屋」お家騒動で激変!? 定番メニューはこう変わる

「大戸屋」お家騒動で激変!? 定番メニューはこう変わる

2016年06月24日 (金)
公式ツイッター @web_tokudane

「たまには焼き魚でも」とか「野菜もしっかり食べなきゃ」と思い立ち、定食チェーン「大戸屋」に行った経験はないだろうか?



その大戸屋が今、お家騒動に揺れている。
対立しているのは、新路線を打ち出す現在の経営者陣と、創業家の3代目とその母親。



お家騒動が、表面化したのは去年7月。
「カリスマ経営者」と呼ばれた2代目である前会長の三森久実氏(57)が急死。
実質的な経営は、すでに三森氏が後継に指名した従兄弟の窪田健一社長(45)が握っていたため、何も問題は起こらない、はずだった。
しかし、三森氏の死去から4カ月後の11月、窪田社長は常務取締役を務めていた三森氏の長男・智仁氏を降格すると同時に、取締役を11人中8人入れ替える大規模な改革人事案をぶち上げた。

この人事案に反発した創業家側は、株主総会を前に「総会において否認させていただきます」とする異例の抗議文書を公表。

そしてきのう23日、焦点の株主総会が行われた。
現経営陣側は、野菜工場の閉鎖や、上海の子会社の清算方針をなど、次々と三森氏肝いりの事業の打ち切りを打ち出した。
株主を前に窪田社長は、涙で声を詰まらせながらこう述べた。

「新たな経営体制で三森前会長が作られた大戸屋の経営理念の実現に向け邁進(まいしん)してまいりたい…」

結局、創業家が否定した現経営陣の議案は全て可決された。



経営陣の刷新に伴い、1429円という、ちょっとお高い期間限定メニューだった「炭火焼きビフテキ定食」がレギュラー化するなど、メニューもリニューアルされるという。
しかし、新潮社出版部部長の中瀬ゆかりさんは、食べ物のネタだけにわずかな矛盾に食いついた。



中瀬「自社で野菜を作るという、こだわっていたところを辞めてしまうのは、理念を継ぐと仰っているところと矛盾しているような気もします」

キーワード: ニュース
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