数十億円超の巨額起訴に発展? ディズニー“ワニ事件”の意外な真相

数十億円超の巨額起訴に発展? ディズニー“ワニ事件”の意外な真相

2016年06月24日 (金)
公式ツイッター @web_tokudane

先週火曜日、アメリカ・フロリダ州の「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」で衝撃的な事件が起きた。
敷地内のホテル近くで遊んでいた2歳の男の子がワニに襲われたのだ。
男の子は水中にひきずりこまれ溺死。
悲惨なこの事件は、親の目の前で起こったという。



第一報は先週のとくダネ!でも、お伝えしたが、実はその後 意外な展開を見せている。
死亡事故を受けたディズニー側は「誰も予想すらしなかった悲劇」とコメント…
しかし実は、日常的に園内にワニが入り込んでいることを把握していた可能性が指摘されている。



これは来場客がリゾート内で撮影したワニの姿。
園内では以前からたびたびワニが目撃されており、ディズニーの従業員が追い払う姿も見られたというのだ。

とくダネ!がディズニー側に取材すると、書面でこんな回答が送られてきた。

「危ないワニや、お客様から苦情が出た場合は、これまで、ただちに、野生生物保護局のスペシャリストがワニを捕獲し、自然に返すなど、ワニの管理は、万全に行っています」

地元フロリダ州のとある弁護士は、今回の事故をこう見ている。

「ディズニー側として、ワニの恐怖を伝えることにより、観光客の足が遠のくことを恐れ、対応が遅れたのでしょう。
ワニは企業の所有物でないため、ディズニー側に責任はないとみられます。しかし、企業として、注意喚起の義務はあります。家族が訴訟を起こすとしたら、数十億円規模の巨額訴訟になると思われます」

実は、ディズニー・リゾートでは毎月平均5匹のワニを捕獲しているという。
事故後、ビーチ沿いに「ワニ注意」という看板と柵を設置したというが、対応は遅すぎたとしか言えない。

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