寄席ではイケメンに黄色い声…若い女性を中心に落語が激アツ!

寄席ではイケメンに黄色い声…若い女性を中心に落語が激アツ!

2016年06月22日 (水)
公式ツイッター @web_tokudane

寄席と言えば年配客が多いというイメージを持っている人が多いかもしれない。
しかし今、若い女性を中心に“落語ブーム”が起こっているのをご存じだろうか?

東京・上野にある鈴本演芸場では毎週日曜日、早朝寄席が行なわれているのだが、朝早いにもかかわらず、ほぼ満席。多くの家族連れが訪れていた。

落語ブームの舞台となっているのは演芸場だけではない。
取材班がとある雑居ビルの会議室を訪れると…
朝9時半にも関わらず、狭い会議室はギュウギュウ詰め。
即席の高座で落語を披露しているのは、最高位である真打の1つ下、二ツ目の若手、桂宮治さん(39)。



このように、若手が腕を磨くため、演芸場を飛び出し、様々な場所で“出張落語”を披露しているのだという。
中には“イケメン落語家”として、女性ファンのハートをつかんでいる若手も少なくない。
若手イケメン落語家の代表格が、「笑点」の新司会者・春風亭昇太さんの弟子である春風亭昇々さん(31)。



「女子大生が選ぶイケメン落語家ランキング」(らくご☆まがじん調べ)で2年連続1位に輝いた昇々さん。
女性ファンが、昇々さんのツイッターにアップされたオフショット写真を見て喜ぶ様子は、まるでアイドルの追っかけのようだ。

一方、昼間のバーで落語を披露しているのは笑顔がステキな柳亭市弥さん(32)。
高座に上がるだけで黄色い声が飛び、噺(はなし)が一段落するたびに、一斉にスマホのシャッター音が鳴り響く。
まさにアイドル顔負けの光景が広がっていた。



若者が多い東京・渋谷のCDショップを覗いてみると、落語コーナーが設けられ、1200タイトル以上の落語のCDやDVDが売られていた。
荘口彰久リポーターが、陳列棚をチェックしてみると…

荘口「よかった!談笑師匠ありましたよ!」

とくダネ!でお馴染みのリポーター・立川談笑さんのDVDもちゃんと置いてあった。



その談笑師匠に今の落語人気のワケを聞いたところ、最近の傾向として「落語家の個性そのものに惹かれる人が増えてきた」という。
特に女性ファンはひとたび興味を持つと、その落語家に夢中になり、“追っかけ”になることも少なくないという。



小倉「談笑さんの落語、ものすごく面白いよね。でも、今の若い人たちにはイケメン落語家がモテるんでしょ?じゃ、談笑さんは危ういんじゃない?」

キーワード: エンタメおもしろネタ
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