お気に入りの写真の場所へレッツゴー「ハッシュタグ旅」がアツい!

お気に入りの写真の場所へレッツゴー「ハッシュタグ旅」がアツい!

2016年05月25日 (水)
公式ツイッター @web_tokudane

SNSの普及によって、旅の目的地の決め方や楽しみ方が変わりつつある。
今、ネットで話題急上昇のスポットは、東京から約1時間…千葉県君津市にあった。

太陽の光が洞窟をくぐり抜けて水面にこぼれる様子はまさに神秘的。



こちらの「濃溝の滝(のうみぞのたき)」は、知る人ぞ知る秘境だったのだが、今では人気観光地に一変。
観光客に一体何がキッカケで訪れたのかを聞いてみると返ってきた答えが…「インスタグラムを見て」

実は今、画像共有アプリ・インスタグラムをガイドブック代わりに使う人が増えているのだ。
「インスタで見たきれいな写真の場所に行きたい」とやって来るのだという。
絶景の見つけ方はとっても簡単!「ハッシュタグ」と呼ばれる「#」の記号をつけて、「#滝」や「#絶景」と入力して検索するだけで、たくさんの絶景写真が出てくる。


そこで、番組でも「ハッシュタグ旅」に挑戦!
「濃溝の滝」にほど近い「#南房総市」で検索してみると、あっという間に絶景を発見。東京湾沿いの原岡海岸という場所では、夕暮れ時、海に伸びる桟橋の向こうに富士の山影が浮かぶ。



インスタグラムには写真の撮影場所に関する位置情報もあるので、迷わずたどり着ける。

一方で、「ハッシュタグ旅」は想定外の事態も招いている。
こちらの写真は、福岡県糸島市の海岸を山の上から撮影したもの。
エメラルドブルーに輝く海と海岸線が広がる絶景スポットだ。





だが、いくつかの投稿写真は立ち入り禁止区域から撮られたもので、同じアングルから撮ろうと不法侵入する人が後を絶たないのだ。

「ハッシュタグ旅」の人気についてコメンテーターの深澤真紀さんは…



深澤「昔は日本人が写真だけ撮ってすぐに帰るということで評判が悪かったけど、今、世界中の観光客が写真を撮ることを目的にやってきて帰るという現象が起こっている」

小倉「今、携帯でも良い写真が撮れちゃうからね」

深澤さんによると、元々、海外のガイドブックにはあまり写真が掲載されていないようで、そのためインスタグラムを使った旅が人気のようだ。

「ハッシュタグ旅」に出掛ける際は、マナーを守って写真を撮っていただきたい。

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