「加入しててよかった」荘口リポーターの母も熊本地震で実感…自治体の重要性

「加入しててよかった」荘口リポーターの母も熊本地震で実感…自治体の重要性

2016年04月25日 (月)
公式ツイッター @web_tokudane

九州に甚大な被害をもたらした熊本地震。
実は、荘口彰久リポーター(@souguchi)の出身地は熊本市。
今も母親が一人暮らしをしているという。
地震の後 荘口リポーターの母親は、近所の人たちの支えを受けて、とても安心したそうだ。



荘口「この間の地震で、一人暮らしをしている母は、とても不安だったそうです。でも自治会の人が『大丈夫ですか?』って見にきてくれる。『屋根の瓦とか落ちてないですか?』と一緒に点検してくれたりして心強かったと、先ほど電話で言っていました」

自治会はもともと、終戦後に住民同士の互助組織として誕生した。
今では、地域の広報や防犯活動、祭の開催など、行政サービスの一部を補完する役割も担っている。
しかし、最近は加入率の低下に歯止めがきかない状態が続いている。



その一因として、入会金や定期的に収める自治会費の負担を挙げる人もいる。
一方で、地道に自治会活動に貢献する人もいる。
とくダネ!は東京・葛飾区の自治会の役員を10年間務めている58歳の関本安彦さんに密着した。



取材の日、関本さんは自身が経営する会社の仕事を午後2時に切り上げ、交通整理など自治会活動にあてていた。
ここまでして、自治会に参加する理由は「防災」だという。
関本さんが所属する自治会では、災害時に備え水や非常食を備蓄し、消火ホースの管理なども行っている。
こうした“もしもの時”に備えた活動の必要性から、多少の無理をしてでも自治会活動を続けているのだと言う。



IT関連企業ドワンゴ取締役の夏野剛さん(@tnatsu)は、こんな提案をした。

夏野「近所づきあいを嫌がる人も増えているって聞くんですが、一方でボランティアは積極的に参加するようになっている。ちょっと“衣替え”が必要な時期に来ているのかもしれませんね。“地域ボランティア”と名前を変えたり、社会の仕組みの中に組み込むようなことをしていかないといけないのかもしれません」

キーワード: 独自動画あり
公式ツイッター @web_tokudane
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