火事場泥棒が被災地で暗躍…倒壊家屋ナゾの「×」印の意味

火事場泥棒が被災地で暗躍…倒壊家屋ナゾの「×」印の意味

2016年04月25日 (月)
公式ツイッター @web_tokudane

熊本地震で全半壊した建物は1万棟以上。
今、そんな被災地で信じられない犯罪行為が横行しているという。



それは“火事場泥棒”。
とくダネ!が益城町の避難所を取材していると、掲示板に、こんな注意書きを発見した。



『玄関にチョークで大きく×が書いてあったそうです。役場の調査ではチョークは使いません。窃盗団などの目印の可能性があります』

住人が避難して不在の住宅に、窃盗団が目印をつけたのだろうか?

付近では、不審な人物の目撃情報も出ている。
益城町の隣にある西原村では、役場の掲示板に不審人物や不審車両情報が所狭しと貼られていた。



熊本県警によると、今月14日の地震以降、避難所や被災者の住宅などを狙った窃盗事件は、25日の放送時点に被害届が出ているだけで18件。
他にも被災地では、こんな被害相談が出ている。



壊れた家屋の修理を持ちかけ、高額な契約で結ぼうとする詐欺行為や、比較的被害の少ない家に、自治体の職員を名乗る人物が訪れ、義援金を要求する“義援金詐欺”の相談もあるという。
被災した人々をだます卑劣な行為に作家の橋口いくよさん(@hashiguchiikuyo)も怒り心頭。

橋口「こういう時にちょっとでもよこしまな気持ちがよぎるのであれば、人としての最後のプライドすらなくしている。最悪だと思います」

キーワード: ニュース
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