外国人大興奮!「ニッポン」を前面に押し出した格安宿を荘口リポーターが体験
荘口リポーター人生最悪の宿は、ネパールの夜になるとゲリラが客室にカツアゲしに来るホテル。 #とくダネ #とくダネです #荘口彰久 #ホテル #旅行 #フジテレビ #fujitv pic.twitter.com/4DfbxgJJFN
— WEBとくダネ! (@web_tokudane) 2016年3月23日
日本を訪問する外国人観光客が増えるなか、「これでもか!」というくらい“ニッポン”を前面に押し出した格安宿が人気となっている。
神奈川・湯河原町にある「THE RYOKAN TOKYO YUGAWARA(ザ・旅館・東京・湯河原)」。
「湯河原なのになぜ東京?」などと突っ込むのはヤボだ。
なぜならここは外国人がイメージする“ニッポン”なのだから。
まず、見た目のインパクトからケタ違いだ。
まるで京都市にある伏見稲荷の「千本鳥居」を思わせるオブジェをくぐると、玄関脇には正月でもないのに門松、さらにエントランス天井からは浅草寺のような巨大な提灯がぶら下がっている。
大浴場には、富士山の絵がドドーンと壁一面に描かれている!
旅館なのに、食事はなぜか「居酒屋メニュー」や「お好み焼き」が。
そして、温泉宿の定番・浴衣も用意されているが、宿が最も力を入れているのが「ニッポンのアニメの主人公になりきれる」コスプレ衣装貸出し。
ニッポン好きの外国人が喜ぶ“ツボ”を全て押さえているのだ。
これで1人一泊5000円弱というから人気があるのもうなずける。
一方、東京・台東区にある宿「行燈(あんどん)」の内装は和のテイストで統一され、オシャレな雰囲気。
それでいて、宿泊料金は1人1泊6500円からと良心的。
ここの売りは、日替わりで行われている無料の日本文化体験教室。
取材した日には書道教室が開催され、外国人が楽しそうに漢字で名前を書いていた。
同じ台東区・浅草では、荘口彰久リポーターが衝撃的な光景を目にした。
「茶」と書かれた店に入っていく美しいカナダ人女性。
一緒に店内に入っていくと、目に飛び込んできたのは、なぜか室内に張られた「テント」!
「ジャポニカロッジ」は日中、日本茶や伝統工芸品を販売しているのだが、夜は店内にテントを張り、主に外国人向けの宿として営業しているのだ。
お値段は1人1泊2500円とリーズナブル。
屋内にテントを張るというのは奇妙に感じるが、日本の伝統工芸品に囲まれて、テントに泊まる体験は、外国人にとっては逆に新鮮なのかもしれない。
小倉「あの可愛らしい外国人のお嬢ちゃんは、日本人は家の中にテントを張っていると思うよ」
一方、日本在住のアメリカ人、デーブ・スペクターはというと、最近のニッポンブームでちょっと迷惑をこうむっているという。
デーブ「たいして仲良くもない知り合いが『今度日本に行くからヨロシク』って大勢押しかけてくる…」