2億円ボロ儲け!『ナマコ密漁一家』のヤバイ手口

2億円ボロ儲け!『ナマコ密漁一家』のヤバイ手口

2016年03月18日 (金)
公式ツイッター @web_tokudane

闇夜に紛れ! 高速艇を駆り! 海に眠るお宝を狙う、父と3人の息子たち!
そんな、映画のキャッチフレーズみたいな“密漁一家”が逮捕された。
神戸海上保安部が逮捕・送検したのは、兵庫県明石市の漁師・浜西修治容疑者(65)と30代の息子3人。



一家が狙うエモノは、“海の黒いダイヤ”と呼ばれる『ナマコ』。
あまり馴染みがない人も多いかもしれないが、実は中国では干しナマコは漢方薬や高級食材として大人気なのだ。
天然ナマコの取引価格は日本だと1kg2500円程度だが、中国では50倍の約12万円に跳ね上がる。



普通ナマコは昼間に網ですくって捕るのだが、一家の手口まるで違う。
人目に付かぬ夜、時速100km出るように改造した高速艇で出発。
潜水器を使って海に潜り、大きなナマコだけ根こそぎ“盗りまくる”のだ。



調べによれば、一家はナマコなどの密漁で2年間に約2億円を荒稼ぎしていたという。
儲けた金をつぎ込んで建てた豪邸は、地元で“ナマコ御殿”などと呼ばれていた。
近隣住民によると、一家が密漁していることは周知の事実だったが、なぜ野放しだったという。
それは…

住民A「言えない怖くて。『なんじゃいコラ!』って言うやんか」
住民B「乱暴な所もありますし。仕返しもあるかもしれない」
住民C「犬が追いかけてくるとかね。怖いですよ。逃げますよ」

一家は近隣住民を威嚇して黙らせていたのだ。
また密漁して捕まっても、兵庫県の漁業調整規則違反は、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金しか科せられない
新潮社出版部部長の中瀬ゆかりさんも罰則を問題視する。



中瀬「2億稼いでコレで済むんだと思えば、良からぬ気持が湧くのも分かるような…。もっと罰則を変えていかないといけないですよね」

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