会費250万円横領疑惑…警察OBの前自治会長を直撃取材

会費250万円横領疑惑…警察OBの前自治会長を直撃取材

2016年02月29日 (月)
公式ツイッター @web_tokudane

警察官と言えばたくさんの人々から信頼される存在のはず…
ところが、元警察官がたくさんの人々のお金を私的流用したとして刑事告訴された。

問題が起きたのは大阪市鶴見区にある市営住宅。
全部で180戸ほどあり、住民は毎月共有スペースの電気代など2000円を自治会費として納めていた。
年間約400万円にもなる自治会費のうち、250万円を横領した疑いで刑事告訴されたのは、自治会長だった。
しかもこの自治会長の60代の男性は、元警察官という経歴で、住人からの信頼を得ていた。



男性が市営住宅に越してきたのは2012年ごろ。
元警察官という肩書もあり、住民から推薦され、自治会長に選ばれた。
就任するとイベントなどに積極的に参加し、住民と交流を深めていたが…



2014年7月に、集会所の管理費など約90万円が入っていた口座の残高が、ゼロになっていることが判明。
さらに翌月には自治会費約600万円がすべてなくなっていることが発覚。
当初、住民からの追及に対し、前自治会長の男性は「自分ではない」と言い張ったが、結局横領の事実を認めた。
そして、顛末書を作成して住民に謝罪すると、使い込みを認めた250万円に関しては月々返済することを約束。



しかし、一向に返済しないことに業を煮やした住民が、刑事告訴すると、前自治会長は態度を一転。
「はいはい、私が悪いですよ」と開き直ったというのだ。
そこで、とくダネ!がこの前自治会長に直撃取材を試みたところ…



作家の橋口いくよさん(@hashiguchiikuyo)はこう語る。

橋口「町内会とか自治会って『面倒くさい』と思う人が多いと思うんですよ。いくら使っているか誰も細かく言わない中をうまくやったような。『やってもらって申し訳ない』みたいな気持ちも利用しちゃったのかな」



警察時代は横領事件などを担当する「捜査2課」に在籍していたというこの男性は、現在もこの市営住宅に住み続けている。

キーワード: ニュース
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