川の中にクルクル回る円盤が!?謎の気象現象を天達気象予報士が解説!

川の中にクルクル回る円盤が!?謎の気象現象を天達気象予報士が解説!

2016年02月24日 (水)
公式ツイッター @web_tokudane

天達気象予報士が自作のイラストを交えて、天気や気象現象にまつわる豆知識をお伝えする新企画も徐々に定着してきたが、今回は、川に浮かぶ不思議な「氷の円盤」について解説した。



見事な円形の円盤状の氷は、山形県飯豊町の白川で観測されたもの。
直径は2m以上もあるそうで、ただ凍っているだけでなく川面をクルクルと回っている。



水面に漂う謎の円盤「アイスサークル」…
オカルト大好きのとくダネ!だけあって、ついにお天気コーナーでも怪奇現象を取り上げるようになったのだろうか?

と思いきや、そこはやはりお天気コーナーということで、科学的にアプローチする天達。
冬場には世界各地の川で観測される自然現象で、カナダでも同じような現象が撮影されていたという。
北米では「アイスディスク」と呼ばれていることなどを紹介。

そして、CM中のわずかな時間に「アイスサークル」が出来る条件をイラストに書き上げた天達。



天達「氷の薄さは3センチくらいでネコちゃんくらいなら乗れます。この円盤が出来る条件は…1つは『氷点下を下回るほどの寒〜い気温』。2つ目は『川の流れが速くなること』」

天達いわく、上流で大雪が降り、川幅が狭くなることで、いつもよりも流れが速くなった川が凍り始めた時に、水流の影響で、回転しながら円盤状の氷ができるのだそうだ。

なるほど…少なくとも小倉がワクワクするような新種のUFOではなかったようだ。



イラストは一切手抜きがなく、円盤に乗っているネコちゃんの姿をうらやましそうに眺めるキツネやクマの様子も細かく表現。
どうやら“天達画伯”はまたイラストの腕をあげたようだ。

キーワード: 気象
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