リオ五輪開催に“新たな懸念”? ブラジルでサルとカニが刃物で大暴れ!
「酒は飲んでも飲まれるな」
先人はこんなことわざを残しているが、ブラジル北東部にある、とある居酒屋では、酒に飲まれた人間…ではなく、おサルさんが騒動を起こしてしまった。
5日ほど前から店に出没していたサル。
食べ物を与えられるなどして客たちからかわいがられていたのだが、この日、テーブルの上の“飲み残し”をグイっとあおってしまったのだ。
ところが、その飲み物はアルコール度数50度あまりの、つよ〜いお酒だったからさあ大変。
しかもこのサル、けっこう酒癖が悪かったようで、フラフラと厨房に入り込むと刃渡り30cmはあろうかという大きな包丁を奪って逃走。
追いかけてくる店員を、包丁を振りかざして威嚇すると、もう誰も止めることはできず、最後は屋根の上に居座ってしまった。
だが、これで驚いてはいけない! 同じくブラジルで、ナイフをがっちりつかんで暴れるカニの姿も…
「すでにハサミを持っているのだから、十分だろ!」と言いたくなるが、まさに鬼に金棒、無敵状態で手がつけられなかった。
小倉「ブラジルは治安が悪いから、五輪開催が不安視されているけど、動物まで刃物を振り回すようじゃ…」
菊川「あの猿は酔うと暴れるタイプなんですね」
もしかしたら、今度は刃物を持ったサルとカニによるブラジル版「さるかに合戦」も見られるかもしれない。