意味わかる? “外国人向け看板”の不思議な世界

意味わかる? “外国人向け看板”の不思議な世界

2016年02月16日 (火)
公式ツイッター @web_tokudane

2020年の東京オリンピック開催を控え、さらに多くの外国人観光客を受け入れる準備が進む日本。
そんななか、各地にこれまで見たことがないような看板が増えているという。
あなたは、この意味が分かるだろうか?



これは外国人観光客で賑わう、京都・祇園の花見小路に去年11月建てられた看板。
様々なイラストで、日本語が分からない外国人観光客に注意を呼びかけている。
特に目立つ和服姿の女性のイラスト。
意味は「舞妓さんに触ったらあきまへん」。
祇園では、舞妓さんが歩いていると、写真を撮ろうと外国人が殺到。
中にはかんざしを取られたり、着物を掴まれて破れてしまった舞妓さんもいるというのだ。
他のイラストの意味は「柵への寄りかかり禁止」「食べ歩き禁止」「ゴミのポイ捨て禁止」「自撮り棒禁止」…など日本人にも耳が痛いマナーも書かれていた。



続いて温泉に入るニホンザルで有名な、長野県山ノ内町の「地獄谷野猿公苑」にある看板。
立ち入り禁止や撮影禁止など一般的な注意の中で、変わっているのが「猿にカメラを近づけること禁止」。
写真を撮ろうとサルに近づきすぎると、カメラを取られてしまうことがあるのだ。
取材中も、撮影にうんざりしたのか、突き出されたスマホを押しのけるサルの姿が…。



「地獄谷野猿公苑」の入り口にも、不思議な看板があった。
看板の下の方に小さく書かれていたのは…



「Tシャツ禁止」と「スニーカー禁止」。
こんな雪の積もったところにTシャツ&スニーカーで来ないだろう…。
と思ったら、薄着の外国人が続々とやってくるのだ。
「危ない」というスタッフの制止を振り切って、革靴で山道に入った外国人は盛大にズッコケていた。



ブロガー&投資家・山本一郎さん(@kirik)は、こうコメントした。

山本「せっかく日本に来たからには、楽しんでいただきたい。マナーも知っていただきたい。そしてまた来ていただきたい。こういう注意やマナーを、しっかり教えられるような、なじんでいただけるようなやり方が良いと思います」

公式ツイッター @web_tokudane
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