ン百万円ゲットも? “携帯電話キャッシュバック”を荘口直撃
スマートフォンを契約するだけで高額の現金や商品券が手に入る“キャッシュバック”をご存じだろうか。
よく分からない人でもこんな看板なら見たことがあるだろう。
過熱気味だったキャッシュバックサービスは、一時影を潜めていたが、最近になって再び金額が上がってきているという。
利用者に聞いてみると「契約するだけで4万3千円」、「5万円分の商品券」などと景気のいい数字がボンボンでてきた。
さらに取材を進めると、タダ同然で購入したスマホを、そのまま買い取り業者に転売し、何十万円もの現金を手にした男性と遭遇。
だが、中にはとんでもない猛者がいた。
この男性は、50台のスマホを売りとばし、なんと225万円を手にしたと言う。
一体なぜこんなことができるのか?
実は、日本は世界でも珍しいスマホの激安国。
顧客獲得競争が盛んなため、本来高価なスマホが0円やキャッシュバック付きで販売されている。
それに目を付けた外国人が、日本の激安スマホを買い取り、海外で売っているのだという。
なぜ日本では、スマホが安く買えるのか?それは、携帯電話各社が販売店に “販売奨励金”を支払っているから。
では販売奨励金の出所は?というと、私たちが毎月携帯各社に払っている通信料からねん出されていると言われている。
とくダネ!コメンテーターで、映画「ラストサムライ」の題字などを手がけたデザイン書家の山崎さんは、機械には弱いが語気を強めてこう言った。
秀鴎「私みたいに何にもわからない人が損をして、こういうのを分かっている人は賢くやっていってるんだと思います」
今月になって政府は携帯大手3社に行き過ぎたキャッシュバックの見直しを要請した。
来年は、秀鴎さんのように損した気分になる人がいなくなることはあるのだろうか。