「ご苦労さん」と言われてブチ切れ…些細なことでキレる大人が急増
数年前「キレる若者」が話題となったが、最近「キレる大人」が増えているという。
22日に投開票が行われた大阪府知事・市長のダブル選挙では耳を疑う事件が起きた。
大阪・茨木市の投票所で22日夜、70代の投票管理者の男性が、投票を終えた有権者に「ご苦労さんです」と声をかけていたところ、その様子を見ていた47歳の男が突然詰め寄ってきて、こうまくしたてた。
「『ご苦労さん』というのは目上の人が目下の者にいう言葉だ。『お疲れさま』と言え!」
他人に“部下扱いされた"と感じ、腹を立てた男は、投票所の机をひっくり返し、この70代男性の頭を平手打ちにするなどして公職選挙法違反の疑いで逮捕された。
日本語のエキスパートである明治大学文学部の斎藤孝教授によると、「年齢的にいって、年配者が『ご苦労さん』というのは自然」と指摘する。
しかし、大の大人が些細な理由でキレるケースは、実は年々増加している。
街の人に話を聞いてみると、驚愕の体験談がどんどん出てきた。
喫煙所で男性から「タバコをください」と声をかけられた20代女性。
1本差し出すと、こんな言葉が…
「箱ごとだよ!」これではまるで「ドラえもん」のジャイアンではないか…
妊娠中に、マタニティーマークを付けて街を歩いていた20代女性は、年配の女性から「マタニティーマークをつけているからって偉いわけじゃないのよ!」と言いがかりをつけられたうえ、突きのけられたという。
こうした体験談は、街の人だけではなかった。
小倉「駅を歩いていたら『おい、とくダネ!歩いてんじゃねーよ!』と言われて…」
そんな小倉も「とくダネ!」開始当初は血気盛んだったようで…
小倉「昔はよく番組でキレてたけど、今はおとなしくなりました」
そ、そうですよね…?毎日の放送、ご苦労さ…、いや、お疲れさまです!