ゴミと間違え現代アートを捨てられる…制作者ブチ切れ
床一面に散らばったシャンパンボトル300本と紙吹雪。
実はこれ、イタリア北部・ボルツァーノ市にある美術館で展示されていた現代アート作品。
タイトルは「今夜はどこにダンスしに行く?」
1980年代のイタリアを表現したものだという。
この現代アート作品がわずか一夜にして跡形もなくなってしまったのだ!
あれだけの数のボトルを誰にも見つからずに盗みだすとは、まさに“ルパン級"の怪盗の仕業に違いない!
そこで、とくダネ!は“事件"のあった美術館の館長に電話取材を試みた。すると…。
館長「実は美術館でパーティーがあったため、新人の清掃員が散らかっていると勘違いして、片付けてしまったのよ…」
え〜っ!?そんなことってあるんですか?おっちょこちょいにも程があるような…。
まあ、確かにブログ筆者自身、この作品のどのあたりが“アート"なのかはわからないが…。
しかし、当のアーティストは、もうカンカン。
大事な作品を“ゴミ扱い"され、ご丁寧に可燃物とガラスビンに分類されていたというから無理もない。
ミラノに住む作者2人は、当初ツイッターに「チクショー!」と書き込むほど激怒していた。
しかし、とくダネ!が電話取材をしたところ、なぜかご機嫌に!
ひょんなことから日本に作品を売り込むチャンスが舞い込んできた、というわけ。
結局作品の方は、廃棄される前に無事回収され、スタッフ総動員で半日かけて元の状態に修復された。
小倉「ビフォアー・アフターを見てみたいよね。これ、絶対、元通りにはなってないよね?」
300本ものボトルと飛び散った紙吹雪まで正確に再現できたのかは不明だが、ブログでもガッツリ宣伝しておいた、と作者にお伝えしたい。