川島なお美さん死去…旧友・中瀬ゆかりさんが涙
きのう9月24日の午後7時55分。
女優の川島なお美さんが都内の病院で胆管がんのため54歳で亡くなった。
川島さんは、去年1月に肝内胆管がんを摘出する手術を受け、1カ月後には仕事に復帰。
抗がん剤や放射線治療を行わず体調維持に努めていたが、今月7日に夫でパティシエの鎧塚俊彦氏と登場したイベントでは、頬のこけた姿を心配する声も出ていた。
川島さんと長い付き合いのある新潮社出版部部長・中瀬ゆかりさんが思い出を語った。
中瀬「なお美さんとは10年以上前に取材で知り合ってから個人的にも仲良くさせていただいていたんです。
亡くなる一か月前には食事に行きました。その時は本当に食欲があって、『よく食べるね』なんて話をしていたんです。それから激ヤセ報道があったあとも、本の感想を送ってきたりというやり取りを、つい2週間ぐらい前まで普通にしてたので、亡くなったと聞いたときは信じられませんでした。
去年、芸能生活35周年記念のパーティーを開いた時、『自分はがんで、5年後の生存率は50%って言われてしまったけれど、生き馬の目を抜くような芸能界で35年もやってきた人間だから、50%だったら絶対大丈夫』みたいなことをおっしゃっていて、私もそう思っていました。
なお美さんと鎧塚さんは『なおはん』『旦那はん』と呼び合う漫才コンビのような仲のいいお二人で、なお美さんの死はもちろんショックなんですけど、鎧塚さんの心境を考えるとーーーたまらないですね…」
中瀬さんは時折 言葉を詰まらせながら川島さんの思い出を続ける。
中瀬「なお美さんは、去年1月の手術の前に『もしかしたら死んじゃうかもしれない』と覚悟して鎧塚さんに手紙を残していたんですね。
その内容を聞いたら、最後の言葉は『とりあえず先に行ってて“とりシャン"で待ってるね』って。“とりあえずシャンパン"っていうのが二人の合言葉だったので『先に行って“とりシャン"してるね』って書いたんだよって話をされていたので、多分今ごろは本当に“とりシャン"されているんだと思います…」