禁止事項ばかりで子供たちが公園で遊べない…増え続ける看板の理由とは?

禁止事項ばかりで子供たちが公園で遊べない…増え続ける看板の理由とは?

2015年05月07日 (木)
公式ツイッター @web_tokudane

公園といえば、子供たちが元気に走り回っている姿を想像するものだが、
都内の公園をのぞいてみると…携帯型ゲーム機に熱中しているチビッ子たちが…



「最近の子供はゲームばっかり…」と嘆いてしまいたくなるが、
いつの間にか、公園を取り巻く環境が激変していることをご存知だろうか?

とある公園を歩き回ってみると至るところに「禁止」の文字が!
「ボール遊び禁止」の看板を筆頭に、自転車や花火など、禁止事項に関する看板がわんさか。
小学校の校庭2面分ほどの広さの公園の中に、実に45枚もの禁止看板が貼り出されていたのだ。



さらには別の公園で「おおきな声を出さないで遊びましょう」と書かれた看板を発見した。
え〜〜〜〜っ?普通、子供が遊ぶ場合、キャッキャッと声を出すと思うのだが…
それを禁止して、寡黙に遊べというのはちょっと難しいような気もする。



では、なぜこんなにも禁止看板が増えてしまったのだろうか?
かつては子供たちが外で迷惑行為をしようものなら赤の他人でも容赦なく雷を落としたものだが、
今はちょっとでも注意すると逆に親から文句を言われる時代。
なので、当人にではなく役所にクレームを言う人が多くなり、対応せざるをえなくなった結果、どんどん看板が増えてしまったのだという。

小倉「公園で跳びはねてない子供たちは古市さんみたいなタイプになるんだろうな」

チョコレートが主食でスポーツに全く興味がない社会学者の古市憲寿さん。
「別に公園で遊ばなくたってよくないですか?」といつものように言うかと思いきや…



古市「僕は小さい頃、公園では遊ばなかったですけどさすがにこれはおかしいと思うんですよ。行政って基本的に苦情を恐れちゃうから、何でもかんでも禁止にすればいいと思っているんですよ」

小倉「僕は昔、土の公園で陸上のスパイク履いて走っていたけど怒られなかったよ」



みなさんはどうお考えですか…

キーワード: コラム
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