多忙忍者に副業サムライ!人気なのに足りないのはナゼナンジャ!?
外国人観光客に人気の日本らしいキャラの代表いえば、もちろん忍者やサムライ。ところが日本では今、忍者やサムライが不足しているという。一体どういうことなのか?荘口彰久リポーターが忍者・サムライ業界の裏側に潜入した!
佐賀県嬉野(うれしの)市にある「元祖忍者村」では、外国人観光客が5年間で5倍に増加。迫力満点の忍者ショーには多くのお客さんが訪れていたが…よく見ると出てくる忍者がとても少ない。
一応、女忍者が悪役忍者の屋敷に忍び込んで巻物を取りもどすというストーリーなのだが、途中から舞台に1人ずつしか登場しなくなる。いったい何をしているのか、忍者屋敷の裏側に潜入すると…
そこで女忍者は、裏方で扉を開け閉めした後、すぐに会場音響の調整。一方で悪役忍者は天井裏でハシゴや槍を落としたりするカラクリの演出をやったりとてんやわんや。
実は元々演者4人と裏方1人の計5人でやっていたが、相次いで退職してしまったため、現在は2人だけやっているのだ。
悪役を演じていた剣源蔵さん(51)は「色んな仕掛けがまだまだあるんですよ。でも2人の場合は厳しいんです」と人手不足は深刻のようだ。
“分身の術”を使いたいくらい忙しい忍者だったが、足りないのは忍者だけではなかった。
大阪市西区にある「日本殺陣道協会」は、サムライの衣装で刀の作法や殺陣を体験できると、外国人観光客にも人気になっている。ところが今、サムライの作法を教える先生不足が深刻化しているという。
こちらで講師を務めている赤兵衛さん(63)は、本業は別で会社を経営。副業でサムライをやっていると打ち明けた。実は講師のみなさん全員、他に本業を持っているのだ。
忍者・サムライ不足の理由は、なるためのトレーニングがつらかったり、親の理解を得るのが難しいこともあるが、お金の事情が最も大きい理由だという
笠井「もうかってる忍者はいないんですか?」
荘口「いわゆる大手では人手が足りているところもあるんですが、地方では忍者不足にあえいでいるんです」
菊川「忍者がハリウッドスターになってほしいですよね!」
外国人観光客から絶大な人気を誇るニッポンの忍者・サムライ。その人材が不足しているとなれば大問題。一刻も早いスーパースターの誕生が望まれる!
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