レコード大賞新人賞の元アイドル歌手(35)が孤独死…中江有里さんが涙
かつてアイドルとして活躍していた川越美和さんが、35歳の若さで孤独死していたことが分った。
生前の川越さんと共演したことがある、コメンテータの中江有里さんが当時の思い出を話してくれた。
中江「私は芸能界に入って2作目のドラマで、川越さんとご一緒したんですね。川越さんは私より一つ年上で、もうその時にはレコード大賞をお取りになっていた」
川越さんは1988年に15歳でデビューし、翌年『夢だけみている』でレコード大賞新人賞を獲得。その後もテレビの世界で情報番組をはじめ、ドラマ・映画・CMなど多方面で活躍していた。中江さんはそんな姿に憧れたと話す。
中江「私にとっては輝かしい目指すべき存在であったし、現場でも非常に大人しい方だったんですよ。前に決して自分から出るような方ではなくて、そういうところも私はとっても好きだったんですけれど…」
ところが、川越さんは2007年に突然芸能界を引退。
2008年4月に最後の住まいなった東京・大田区のアパートへ。それからわずか1週間ほどで亡くなっているのが見つかった。まだ35歳の若さで誰にも看取られることはなかったという。
中江「このニュースを聞いてショックでした。まさか35歳と言う若さで亡くなっていたなんて全然知らなかったんですね。それ以降、お付き合いもなく、共演する機会もなかったんですけど、ずっと気になっていて、芸能界を引退したって聞いた時も、それからどうしてるのかなと、インターネットなんかで調べた時もありました」
川越さんの死を伝える今日発売の「週刊女性」には衝撃的な見出しが載っている。
「90年代 レコ大人気アイドルが謎の孤独死を遂げていた」
中江「特に芸能界っていうのはすごく華やかで仲間が多いと思われがちですけど、実はみんな孤独でみんなライバルなんですよね。私も川越さんと同じ役をオーディションで、私が落ちて川越さんが選ばれたっていうこともありましたし、その逆のこともあったかもしれません」
ここまで話した中江さんは、いつしか涙に。最後は震える声を絞り出すように語った。
中江「同じ仕事をしている仲間ではあるけれどライバルだという距離感をずっと持ち続けているのが(芸能界の)宿命ではあるんですけど、私はなんかこの話を聞いて…本当にどこかで、何か私にできることはなかったのかなって思いました。。。」
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