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マグロの代替魚として注目の「スマ」…その味に石井てる美がトロけまくり

2017年05月25日 (木)

公式ツイッター @web_tokudane

石井「ミナミマグロでございます！」

「三波春夫でございます」のようなイントネーションで登場した東大卒の超インテリ芸人・石井てる美リポーターが魚市場で食べまくっていたのは天然のミナミマグロ。だが、日本人の食卓には欠かせないマグロが危機を迎えていることをご存じだろうか？
石井リポーターが食べていたミナミマグロは、過去に漁獲量制限がかけられ数が回復したため、今はその心配はない。問題は「マグロの王様」と呼ばれる「クロマグロ」だ。

幼魚の乱獲などが原因で、絶滅してしまう恐れがあるのだ。これは日本人にとっては心配な話。そんな中、代替魚として登場した完全養殖の「スマ」が注目されているという。あまり聞いたことのない名前だが…その真相を確かめるため、石井リポーターが愛媛県にある養殖場を取材した。

石井「いただきまーす！う～ん、トロトロのふわふわ。もうトロが洪水のように押し寄せてきます」
石井「スマを食べた人の顔はどんな顔になるでしょうか？“スマ”～イル」

いや、さっきからダジャレを言って食べてばかりじゃないですか！
石井リポーターの舌をうならせたのは、愛媛県産の養殖スマ「伊予の媛貴海（ひめたかみ）」。“全身トロ”というだけあって、脂のノリはハンパないようだ。だが、育てるには相当な苦労を要することが分かった。

生産者の山本光広社長によると、いけすの中のスマに餌を与える回数は1日になんと、5回～7回！ちょっとした食いしん坊だ。しかし、とってもデリケートなため、1匹ずつ水揚げしないといけないというのも大変だ。

しかも鮮度落ちが早いため、県外に出荷するためには、1％の塩分濃度で作ったフワフワの氷が必要。この氷を使うことで、凍らせずに運ぶことができ、表面が傷つくことも防げるという。

そんな苦労の末、スタジオに養殖スマが到着。スマとの初体面に何を思う？

小倉「太ったサバじゃん！君は心のスマ（妻）だから」

急にダジャレを言い出した小倉。最近ちょっとダジャレが多くなってないか？それはともあれ、お味は？

小倉「マグロの代替魚じゃなくて、スマでいいんじゃないかな？」

マグロの代わりじゃなくても、十分通用すると太鼓判。笠井アナも「僕の味覚では大トロ！」と大絶賛した。今はまだ100グラム1300円ほどで百貨店で売られている。まだちょっと高い感じもするが、もっと大量に養殖できるようになれば身近な魚になるかもしれない。

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