広いリビングにすれば会話が増える?暮らしのトレンド「リビ充家族」の実際
今年注目されている「リビ充家族」という言葉をご存じだろうか? これは、自宅のリビングを広くリフォームして、充実した時間を過ごす家族のこと。この新しい暮らしの形が、どんどん広がっているという。
荘口彰久リポーターがお邪魔したのは、東京近郊にある一見ごく普通の一軒家。ところが2階へあがると…38畳のリビングがどど〜んと広がっていた。ここに暮らしているのは、4歳の娘がいる30代の夫婦。2年前に築18年の家を購入した時は、2階は細かく部屋が分かれていたが、家族の時間を大切にするため、全ての壁を取っ払ったという。
※リフォーム前の間取り
※リフォーム後の間取り
別の「リビ充」のお宅では、パパと息子が卓球をしてワイワイ遊んでいる中、お姉ちゃんが黙々と勉強。ザワザワしているくらいがむしろ、集中できると話していた。
とはいえ、リビングを広くするだけで本当に家族で過ごす時間が増えるのか?
試しに、一般的な8.5畳のリビングの家庭と、「リビ充」の家庭で比べてみた。
調べ方は、それぞれの家庭の夕食後、お年頃である高校生の娘がどれだけの時間リビングに滞在しているかを比べる、という方法。
すると、一般的なリビングのお宅の娘さんは、悲しいことに父親には目もくれず、わずか50秒で自分の部屋に。
一方、「リビ充」のお宅では、娘がスマホをいじっていたものの、リビングにずっと滞在していた。そのワケを聞いてみると…
娘「家族4人が一緒にいても、全然狭い感じがしない」
やはり、リビングの広さは大事なようだ。ちなみに「リビ充」にするためのリノベーション費用は一般的に1000万円ほどかかるということだ。
小倉「面白いよね。昔はちゃぶ台中心にして一家団らんしていたのが、段々と個室に分かれていって、また昔のスタイルに戻って来たわけだから」
荘口「『リビ充』志向の人はどのくらいいるのかというと8割以上。ただ、今回の取材で1つだけ気になったのは、リビングを充実させたお宅はみんな、お父さんの部屋がなくなっていたことです」
笠井「やっぱり。どこかに落とし穴があると思った」
さすがに両方の夢をかなえるというのは難しいのかもしれない。だが、家族で充実した時間を過ごすというのは何にも代えられない幸せのようだ。そんな「リビ充」に関して、デーブ・スペクターが、練りに練ったギャグでビシッと締めくくった。
デーブ「リビングをいつ使うのか? 今(居間)でしょ!」
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