みんな毎日おにぎり1個を捨てている?「食品ロス」防げば家計の損もストップ
アナタは毎日おにぎり1個分の食べ物を捨てている!
実は今、売れ残りや食べ残しなど、まだ食べられるモノを捨ててしまう いわゆる「食品ロス」は年間約632万トンにものぼり、国民一人一人が毎日おにぎり1個を捨てている計算になるという。
そこで今回の「とくキュウ」では、食品ロスを減らし無駄を防ぐ、とっておきの技を、飲食店と家庭でのぞき見した。
【食品ロス対策その1】 3010運動
今年1月から「食品ロス」対策を始めたというお店を「のぞき見」すると、宴会のラスト10分に女将がやってきてこう一言。
女将「少し食べ物が残っていますので、皆さまよろしくお願いいたします」
これは「3010運動(さんまるいちまるうんどう)」と言って、宴会の最初の30分と最後の10分は食事に集中してもらい、お客さんに食べ切ってもらうように呼びかける「食品ロス」対策なのだ。声をかけられたら、“遠慮のかたまり”ともいわれる最後の一個や、なんとなく残っているメニューもパクっと食べてしまおう。
【食品ロス対策その2】 持ち帰り
さらに飲食店の「食品ロス」を減らすために有効なのが「持ち帰り」。
しかし言い出すのが恥ずかしかったり、そもそも持ち帰りOKなのか分らないという意見も多い。そこで「とくダネ!」が様々なお店や会社にアンケートし、40社からの回答を集計すると、夏場はダメだったり、卵料理や生ものはダメだったり、条件付きのお店も多かったものの、実に7割が「持ち帰りOK」という回答だった。
近頃は専用パックを用意するお店や、グルメサイトで「持ち帰り可能」をアピールするお店も増えているので、遠慮せずに聞いてみよう。
【食品ロス対策その3】 家庭の冷蔵庫
実は「食品ロス」の約半分は家庭から出ているという。
そこで「ハッピー冷蔵庫アドバイザー」の肩書を持つ大野多恵子先生に上手な冷蔵庫の使い方を伺った。
野菜の上に別の野菜を載せたり、冷凍食品を適当に詰め込むと、何が入っているか分らなくなってしまう。そこで野菜室や冷凍庫は、食品を「縦」に詰めよう。
ご覧のように立て入れれば、何がどこにあるか一目でわかる。冷凍庫の特売のお肉も、立てて入れれば使い忘れが防げるのだ。
家庭の「食品ロス」を防ぐためには、もちろん買い過ぎないことも肝心。もったいない「食品ロス」に気を付けて家計の無駄もカットしよう。
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