逮捕されたお布施巻き上げニセ僧侶中国人は去年「とくダネ!」直撃した人物だった
今月8日(土)、出入国管理法違反の疑いで中国人の陳先楼容疑者(54)が逮捕された。陳容疑者は今年2月、短期滞在の資格で日本に入国しながら、東京・秋葉原などで外国人観光客に数珠や御札のようなものを売りつけた疑いが持たれている。
その手口は、僧侶のようないでたちで外国人たちに近づき「お寺を建てるため」などとウソをついて、観光気分の外国人にお金を出させるという悪質なもの。実はこの問題は「とくダネ!」が去年から取材を進めていて、陳容疑者は以前、直撃取材していた人物だったのだ。
当時、ニセ僧侶の実態を取材していた取材は、陳容疑者の住居を突き止め部屋の中に入ることに成功。スーツケースの中からは外国人観光客から寄付金を巻き上げる代わりに渡していた大量の数珠と御札が出てきた。
陳容疑者は10日間で45万円を荒稼ぎ。この時の取材では、ある人物から日本でニセ僧侶の手口を教えられて来日したと答えていた陳容疑者。しかし「ある人物」については口を割らなかった。
陳容疑者「教えろと言われても、ここで言ったら殺される」
ちなみに、数珠のようなものは日本円にして16円、御札は3円ほど。中国で買ってきたこんなまがい物に、中には1万円を払ってしまった外国人もいるという。
小倉「徹底的に取り締まってもらわないとね。日本はせっかく観光客が増えているのに、イメージというものがありますから」
しかし陳容疑者を取材した当時、部屋の中にはもう一人のニセ僧侶がいた。このように、僧侶を装ってお布施などを募り、外国人から金をだまし取っている中国人はまだまだいるようだ。警視庁は組織的な犯罪である可能性もあるとみて調べている。
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