電柱に巻き付く謎の白いヘビが出現!?アマタツが解説したらヤブ蛇に
まずは滋賀県で撮影されたこちらの画像をご覧いただこう。も、もしや、ヘビ?大きな白いヘビが体をクネらせながら電柱を登っているように見えるが…実はこれ「雪」の名残りなのだ。雪がなぜこういう形になるのか。珍しい現象のヒミツを天達気象予報士に聞いてみよう!
天達「吹雪で電柱に雪がたくさん付くということが条件です。そして厚く降り積った部分は、次の日に晴れても雪が残りますよね」
ふむふむ。太陽で解けなかった部分がシマ模様になるわけね。それで?それで?
天達「こうして線状に残った部分を『雪ひも』というんです。さらにヘビのようになるには、上のほうについていた雪のほうが水分が多かったりすると、重くてどんどん下の方に折りたたまれるようになって落ちてくる。すると、ヘビのような雪ひもとなるわけなんです」
う〜ん、分かったような分からないような…これでは小倉が納得できないのではないか、と思っていたら案の定。
小倉「じゃ、なんで頭ができるの?」
天達「こう、下がってくる時に、えーと、上のほうが残っちゃうのか。分かりませんけど…」
焦ってしまったアマタツはここで説明を終えてしまった。しかし、このままではアマタツがふびんすぎる。ということで放送後にアマタツに聞いてみると、本当はもっといろいろ説明したかったようだ。
そこで!アマタツが「もっと説明したい!」と志願。残業100時間オーバーの心配をよそに、アマタツが仕事を始めた。そして…
あっさり、できた!その時間わずか10分。
まずはパターン1。
これは、解け残った雪が、水分の重みでそのままずり下がり、ヘビのような形になるというメカニズムだ。
続いてはパターン2。
これは、@解け残った線状の雪が水分の重みでずり下がる、A下にある線状の雪にくっつく、Bまた水分で重くなった方にずり下がる、Cさらに下にある線状の雪にくっつく…というメカニズム。これが繰り返されてヘビのようになるというものだ。
いかがだろう。お分かりいただけただろうか。
放送では時間がなくて言い足りないことがたくさん出てくる。いつもいつも時間に縛られながら短くコンパクトにおもしろい情報を伝えようとしているアマタツに、今後も是非あたたかい応援をお願いしたい。
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