「森のくまさん」「クマのプーさん」「森のプーさん」・・・替え歌騒動で小倉が混乱
日本人にはおなじみの童謡「森のくまさん」。この歌をめぐって、ある騒動が持ち上がっている。コトの発端は、お笑い芸人、パーマ大佐(23)が歌う「森のくまさん」の替え歌。ユーチューブにアップされた動画の閲覧回数は500万回を突破し、「第二のピコ太郎」とも呼ばれている。
そして、先月7日にはCDデビュー。
ところが、「森のくまさん」の日本語歌詞を手掛けた馬場祥弘氏(72)が「無断で歌詞を追加しCDを販売した」などとして、レコード会社と本人に対し、販売中止や慰謝料300万円を求める抗議文を送ったのだ。
では、替え歌はどんな内容なのか?出だしの部分は普通なのだが…途中から突然、聞いたことのないオリジナル歌詞とメロディーへと変わっていく。その部分が下の画像で赤字で示した部分だ。
「ひとりぼっちの私を強く抱きしめた熊
初めての温もり 体中に染み込んで心地良くて流す涙」
なんだか切ない展開になってきた…。続けて、歌詞をみてみよう。
「だけど私はダメな子 人には言えない過去がある 色んな事に手を出した
犯罪・ギャンブル・膨らむ借金 私今追われてる だからあなたの邪魔になる」
どうやらこのお嬢さんには人には言えない過去があるようだ。
そこに警察がやってきて、熊さんがお嬢さんを逃がすところで、元の「森のくまさん」に戻るという構成になっている。
「森のくまさん」は元々、アメリカ民謡。馬場氏は、自分が小学生か中学生時代、これに歌詞をつけたと主張している。今回のCDの歌詞カードを見ると、訳詞として馬場氏の名前が使われている。しかし馬場氏側は、CD化を断ったにもかかわらず無断で発売された、としている。
オリジナルの歌詞には手を入れずに、曲の間にオリジナル歌詞を加えたという今回の替え歌騒動について小倉は…
小倉「これ非常に難しいと思うんですが…森のプーさんに関して…あっ、いや…」
ズバッと斬るはずが、ハチミツが大好きなクマのプーさんと間違えてしまった。
著作者には、自分の意思に反して「変更、切除、その他の改変」を受けない「同一性保持権」という権利がある。今回はこれが問題になっているらしい。
今回の騒動について、コメンテーターの木暮太一さんは自身の経験に基づく意見を語ってくれた。
木暮「世界観を壊されたという心理的な反発・怒りだと思うんですよね。僕も本を書く際、誰かの世界観を借りる時は許可をもらうために直筆の手紙を書くこともある。感情面のケアがされていなかったんじゃないか」
パーマ大佐は歌もうまいし面白さもあるようだ。みなさんは今回の騒動をどう思うだろうか。
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