参加するのはどんな人?個性派「おひとり様限定ツアー」がバラエティ豊富

参加するのはどんな人?個性派「おひとり様限定ツアー」がバラエティ豊富

2016年12月08日 (木)
公式ツイッター @web_tokudane

誰にも気をつかわず気軽に一人旅をしたい…そんな人が増えていることから「おひとり様限定」をうたうツアーのバリエーションが豊かになっている。普通にバスに揺られて観光名所をめぐる…なんてレベルではない。その内容が意外でオモシロすぎるのだ。



最初に紹介するバスツアーは、参加した37人が全員“おひとり様”で、横のつながりは無い人たちばかり。まずバスが向かった先は羽田空港。ここから、どこかにフライトするのだろうか?と思いきや、添乗員に案内されてみんながやって来たのは空港の集合場所によく利用される時計台。何が珍しいのかツアー客は真剣にメモを取っている。





実はこれ「集合場所を下見するツアー」。観光名所の集合場所で迷わないようにするためのものなのだ。他にも東京駅や上野駅、都庁の待ち合わせ場所を巡るという。この下見ツアーの客層は、将来一人でツアーに参加するかもしれないというシニア世代や女性客。面白いと思うかどうかは人それぞれ。毎回満席になるというから、ニーズを探り当てた旅行会社に脱帽だ。

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広島県が企画したのは、地元産のジビエ料理をもっと知ってもらうための“おひとり様”限定ツアー。しかも“女性限定”で、さらに“無料”というから太っ腹。「獣を狩って美女になる」というテーマ通り、鳥や動物を狩るところを間近で見るところから始まって、食肉に加工する工程まで見学、最後においしいジビエ料理をいただくという“フルコース”だ。



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そして“おひとり様ツアー”で自らの能力を試そうという“つわもの”もいる。名付けて「プチ留学ツアー」。外国人のバスツアーに一人で乗り込んで、自分の語学力を高めよう!というのだ。



今回、中国語圏の人の富士山周遊ツアーに参加した日本人男性は、仕事のために中国語を勉強中。スキルアップを狙って飛び込んだものの最初は完全アウェイ状態。誰とも話せずにいたが、ランチのために天然記念物、山梨の忍野八海に来たころには一緒に食事をするまでに打ち解けていた。



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小倉「女性のほうが友達作るのがうまいかもね?」

すると、コメンテーターの宋美玄さんは悲しい体験を告白したのだった。

宋「パリからモン・サン・ミッシェルを往復するツアーに1人で参加したんですけど、誰とも話さずに帰ってきました。しかも、周りは日本人ばかりだったのに…」



宋さん大丈夫。旅の楽しみ方は、人それぞれあっていい。

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