女性の足の裏を20分間ベロベロ!『足なめ男』の不気味な手口にご用心
京都市内の駐車場で、女性の足を“なめた”として56歳の男が逮捕・起訴された。京都府警には、同じような『足なめ被害』の相談が50件以上も寄せられているという。「とくダネ!」はこうした被害に遭った1人である20代女性のAさんの取材に成功し、薄気味悪い事件の一部始終を完全再現した。
Aさん「私が自転車で走っていたら男の人が電話していて、困った感じで『来てくれへん?』と助けを求めていたんです」
すると、夜道を通りがかったAさんに男はこう声をかけてきた。
男「車のブレーキに部品が挟まり、取れなくなって動かない。手伝ってもらえませんか?」
Aさんが親切心から手伝うことにすると、男は近くに止めていた車のドアを開けてこう言った。
男「僕がブレーキの部分に入るので、上からブレーキを踏んでくれませんか」
男は運転席の下に仰向けでもぐりこみ、何か作業しているようだが暗くてよく見えない。一瞬不安を覚えるAさん。
Aさん「手じゃダメですか?」
男「手じゃダメですね」
仕方なく車に乗り込んでブレーキペダルを踏んだ、その直後!
男「痛いです!」
Aさん「多分、顔を踏んじゃって、それで、靴脱いであげて…」
こうして靴を脱がせることに成功した男は、足の裏をなめ始めたという。
Aさん「『取れましたか?』『もうちょっとです』みたいなやりとりをして、しばらくブレーキを踏んでました」
この時間は約20分。その後、男は「部品が取れた」として感謝の言葉を述べ、最後は握手まで求めてきたという。
Aさん「自分がそんなことされたっていう嫌悪感より、親切心を裏切られた悔しさとか悲しさとかみたいなのが大きくて…普通の性犯罪と違う悪質さがあると思います」
男は警察の調べに対し、容疑を否認。新潮社出版部部長の中瀬ゆかりさんは、女性を恐怖に陥れた不気味な犯行に憤る。
中瀬「女性は、足をなめられた時点で『おかしい』と思っても、そこで抵抗すると首を絞められたりナイフを出されたりする可能性を考えるわけです。『逃げられたんじゃないか?』という意見があるのも分かりますが、車の中で二人きりという状況で相当怖かったと思う。そう簡単に顔を踏みつけて逃げることはできなかったと思います」