食欲の秋…今年は“毒キノコ”も大豊作!キノコ先生の見分け方がスゴイ
おいしくてヘルシーなことで人気のキノコ。今年の秋は長雨があったことで大豊作!
今、女性たちにキノコ狩りツアーが大人気だという。しかし、素人だけで“キノコ狩り”をするのは ちょっと待って!こちらを見てほしい。
【問題】このキノコ食べられる?
スーパーでよく見る“シメジ”にそっくり。見つけたのは都心に近い東京都内の住宅街。これをキノコに関する多数の著書がある“キノコ博士”井口潔さんに見てもらうと…
井口先生「これは『クサウラベニタケ』言うんですが、食べると病院送りになります」
実は このキノコ、今年9月に岡山県の道の駅でシメジと誤って販売され、食べた人が嘔吐や吐き気を訴えた騒動を起こしたのと同じ種類なのだ。というわけで…【答え】食べられない
【問題】このキノコ食べられる?
続いてはかわいらしい赤いキノコ。派手な色でいかにも毒々しい印象。しかし、井口先生に見てもらうと…
井口先生「これは『ドクベニダマシ』。見た目で『ドク』って名前が付いちゃってるんですけど毒はない。食べても問題ございません」
というわけで…【答え】食べられる
派手な色だからといっても、毒が有るか無いかに関係ないのだという。他にも毒キノコにまつわる様々なウワサは、あてにならないものばかり。
日本には全部で4000〜5000種類のキノコがあるが、そのうち食べられることが分かっているのはたった100種類ほど。見分けるのは至難の業で“キノコ名人”などと言われる人たちからもらったキノコで食中毒を起こすケースも多いという。
談笑「実はキノコの専門家を自称している人たちも食中毒になりやすいんです」
食欲の秋。くれぐれも気を付けて豊作のキノコを満喫してほしい。