トラブル急増の“ヤミ民泊”!疑惑まみれ女性オーナーを徹底追及した
「インバウンド」(訪日外国人観光客)年間2000万人というニッポン。昔と比べ、外国人観光客が増えたと実感している方は多いだろう。その受け皿として「民泊」が期待されているのを、これまでも番組で伝えてきた。
「民泊」とは、個人宅の空き部屋などを観光客の宿として提供すること。今年4月、簡易宿泊所に関する法律が改正されたことにより、「民泊」を始める人がいまも増え続けている。
同時にいま増えているのが、違法な「ヤミ民泊」トラブル。全国各地で起きていると聞き、さっそく取材班は関東のある場所に向かうと…
そこでは、「ヤミ民泊」を行うマンションの近くの道路沿いにゴミが散乱。
そこで、町会長らは“ゴミ捨て禁止”の看板を設置。すると…今度はマンション内がごみ置き場になってしまった。
困り果てた町会長らは、ゴミ捨て場の場所を示した地図を用意したが、収集日に関係なくゴミが捨てられる状態になってしまったという。
近隣住民からの苦情は他にもある。
さらに、都内を取材すると、違法な「民泊」をしているという情報が入った。そこはビル1棟を丸ごと借りて「ヤミ民泊」そしているらしい…「とくダネ!」はオーナーを直撃!
ディレクター「民泊はしていないんですか?」
借主「あ、していないです」
ディレクター「本当に?」
借主「本当ですよ」
ディレクター「お客さんに話を聞いたんです」
借主「私分からないから もう全然いないです」
借り主は中国から日本に帰化した女性で、ビルには経営する会社が入っていると説明。あくまで「ヤミ民泊」ではないと主張したが…その後の取材で外国人観光客を宿泊させていることは認めた。
小倉「2020年に向けて、もっとこの手のことが問題になってくるだろうね」
東京オリンピックが近づくにつれ、さらに訪日客は増えるだろう。
私たちの暮らしも脅かしかねない違法な“ヤミ民泊”の対策が急がれる。