爆買いはもう古い!?今は古美術品“爆競り”骨董里帰りブーム到来!
あなたも中国人観光客の『爆買い』で一儲けできるかもしれない!近頃、落ち着いた感のある『爆買い』だが、実は今 新たなブームで分厚い札束が飛び交っているという。
中国人観光客が買いあさっているのは「骨董品」。日本各地で開かれる骨董イベントや美術オークションには中国人が殺到している。
中国は、1966年からおよそ10年続いた「文化大革命」で、古美術品を古い価値観の象徴として片っ端から破壊してしまったという。そこで経済が発展した今、日本などに残る中国の美術品を買い戻す『骨董品里帰りブーム』が起きているのだ。
15万円でオークションにかけられた400年前の「書」は、なんと2000万円に跳ね上がった。
このブームのおかげで、私たち日本人にもうれしい恩恵が出ている。家庭に埋もれていた中国の古美術品を見つけたら一攫千金のチャンス!「鑑定会」という買取りイベントをのぞいてみると…
小さな置物についた値段は、なんと18万円。この日、最高値がついたのは 夫が実家から持ってきたというこちらの掛け軸。果たしていくらになったのか、あなたに分かるだろうか?
買取「500万円で買います」
女性「えー!ちょっと主人に電話していいでしょうか…あの〜夫が新手の詐欺じゃないですか?って」
実はこの作品、中国の三大画家と称される巨匠「斉白石」のものと鑑定されたのだ。
作家の橋口いくよさん(@hashiguchiikuyo)は、絵の価値を見抜くどころか全く逆の評価…
橋口「ちょっとまえに流行った断捨離とかで捨てた人もいそうですよね。私、500万円の絵を『落書きみたい』だと思ったんですよ。そしたら菊川さんが『ふざけて書いたみたいだね』って」
菊川「2人で同じこと思ってたのね」
橋口「こんな人たちが捨ててるんですよ!」
捨てる前に鑑定してもらえば、あなたも一攫千金できる…かもしれない。