今だから食べたい「築地グルメ」…古市憲寿が「冷凍食品で満足」と暴言!
豊洲新市場への移転問題が連日世間を賑わしている中、築地市場には「せっかくなので移転前に市場の雰囲気を楽しみたい!」という人が大勢押し寄せている。
“場外”市場にある飲食店はそのまま残る一方で、移転により“場内”の店の多くが豊洲へと移る。しかし中には、これを機に閉店したり、メニューの変更を余儀なくされる店もあるのだ。そこで、今を逃すと食べられなくなってしまう「築地メニュー」をご紹介しよう。
新鮮な魚介のフライが人気の店「小田保(おだやす)」。移転をきっかけになくなってしまうのが…フワフワの「穴子フライ」に、特製タルタルソースとの相性が抜群な「シャケフライ」。これはアナゴやサケの原価が年々値上がりしているため。今の値段だと利益がほぼゼロなのだという。
築地土産の定番として有名な「茂助だんご」の人気メニューもなくなってしまう。名物のだんごは豊洲でも味わえるというが、姿を消してしまうのが…「玉子雑煮」。あっさりとしたダシ汁に、焼き餅とフンワリした溶き卵が入ったやさしい味わいの雑煮だ。なくなる理由は移転先の店舗に調理設備がないため。「茂助だんご」は築地場外にも新店舗をオープンさせることになっていて、そこでは「玉子雑煮」を出すということだが、場内の雰囲気で食べられるチャンスはあともう少ししかない。
そして“おふくろの味”を求めてプロも足しげく通うという創業100年の老舗「江戸川」は来月末で閉店する。これは4代目になる今のご主人と女将さんが高齢になり、後継ぎもいないためだという。「日本一」と称されるタラの煮つけが食べられるのもあとわずかだ。
スタジオでは荘口彰久リポーターが、移転を機になくなってしまう名物料理を紹介。
出演者一同が「美味しそ〜」と話している中、コメンテーターの古市憲寿さんがまさかの発言!
古市「今、冷蔵・冷凍技術が発達しているから、別に築地に行かなくても美味しいものが食べられるんじゃないかなって思いますけど」
ちなみに、何故か最近「チキン」と言われる彼は「主食はチョコレート」というほどの超偏食人間。そんな彼に築地の“粋な味”を理解させようとするのは、それこそ“野暮”なのかもしれない。