不正続々!辞職続々!…富山市議会の異常事態に批判続々で“小倉がキレた”!
いま富山市議会で、前代未聞の異例の事態が起きている。たった2週間で3人の議員が辞職してしまったのだ。
辞職の連鎖の発端となったのは“富山市議会のドン”と呼ばれる中川勇(なかがわ いさむ)前市議による不正請求の発覚からだった。実際には開催をしていない市政報告会を、合わせて67回開催したと収支報告書に記載。約694万円を“政務活動費”として受け取っていた。
2人目は村山栄一(むらやま えいいち)前市議。辞職前日の記者の追及には「覚えてない」「ハハハ」とはぐらかしていたが、結局469万円を不正に請求していたことを認め、翌日には議員を辞職した。
辞職トリオの3人目、岡本保(おかもと たもつ)前市議は、パソコンで領収書を“まねて”作り、20万円を不正に受給。質問する記者のマイクを握り、マイクテストをするかのように「ああああ」と意味不明なパフォーマンスをしていたが、昨日の囲み会見のあと辞職願を提出した。
辞職した中川氏は、他の5人の市議の名前を使って74万5000円を不正に請求していた。このお金について、自民会派の事務員が「5人に渡した」と告白したからさあ大変。他にも不正に関与した議員がいそうな様相だ。
そして自民党では新たに、藤井清則議員も緊急会見で不正受給を認めて頭を下げた。
これで、富山市議会に28人いた自民党会派議員のうち、9人が疑惑の色に染まったことになる。
しかし事態はこれだけでは収まらなさそうだ。民進党などが作る野党会派民政クラブの高田会長が提出した、疑惑の領収書をご覧いただこう。
ここで見ていただきたいのは、金額欄の一番左の数字。小倉は見るなり「後で『2』を足しちゃったね、それ」とズバリ。確かに、狭いスペースで窮屈な文字になっているように見えるが、高田氏は「確かに不自然だと思います。今はそういうことにしておいてください」と答えるしかなかった。
これでもか、これでもか、と発覚する不祥事にスタジオはドン引き状態だ。
中江有里「常態になっていて悪いという意識がなかったんだろうな…こうした議員たちがキチンとした常識を持ち合わせていると思う方が間違っているのかな、と思わざるを得ない」
安田洋祐「赤信号みんなで渡れば怖くない、と言いますけど、赤信号が悪いということすら認識していない」
ちなみに。
富山市議会は今年6月に議員報酬を月額10万円引き上げる条例案を可決したばかり。このままいけば来年4月に報酬がアップするそうだ。これには小倉も怒り心頭だった。
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