思い出が詰まったVHSをDVDに…「親の人生」を綴った雑誌も人気!
突然だが、アナタの家にはビデオデッキがまだあるだろうか?今年7月末、VHSデッキを製造していた国内唯一のメーカーがついに生産を終了したこともあり、あるサービスが人気となっている。それは…昔に撮ったビデオテープをDVDなど新時代の記録メディアにダビングしてくれるサービスだ。
再生できなくなったVHSを何とかしたい、というお客さんで店は大繁盛。ダビングを依頼しにきた人に昔の映像を見せてもらうと、若かりし頃プロのバンドマンを目指していた時の様子や、自分の息子が赤ちゃんだった時など、それぞれの思い出が詰まっていた。
結婚式を控えた中村知未さんもそんなサービスを利用した1人。家族みんなでの鑑賞会に荘口彰久リポーターがお邪魔させてもらった。いざ再生すると、映像は知未さんがまだ母親のお腹の中にいる時から始まり、どんどん成長していく姿をとらえていた。家族は「懐かしい!」「すごい!すごい!」と、時に涙を流し、時に笑って思い出にふけっていた。
荘口「みなさん泣いていたりしましたが、映像には亡くなったおじいちゃんも出てきて、それでまたみんな泣くんです。でも、おばあちゃんが『あれ?誰だ?』なんて言って(笑)家族みんなに突っ込まれていました」
小倉は若かりし頃の映像が残っていないようで、こんな悲しい報告をした。
小倉「僕が高校の時、陸上競技でインターハイに出場したと言っても、妻が信用してくれないんですよ。口ばっかりだって…」
他にも、親の写真やプロフィールなどを提供すると、その人生を一冊の雑誌にまとめてくれるサービスもある。
出来上がりを見てみると、表紙には母親の顔写真がど〜ん!しかも、タイトルがズバリ!母親の名前。本人のインタビューを元に、本物の雑誌記事のように編集される。様々な時代のエピソードに当時の写真が盛り込まれ、今まで知らなかった親の姿に、驚く家族が多いという。
家族の思い出をカタチにする方法は他にもいろいろありそうだ。みなさんも古い動画や映像を探してみてはいかがだろうか。
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