「古地図」を見ながら街歩きにGO!時代劇も100倍楽しめる!?
「ポケモンGO」でレアなモンスターを求め、街歩きをしている人も多いと思うが、今、昔の地図である「古地図」を見ながら街歩きすることがブームとなっている。
都内の書店では、古地図のフェアを定期的に開催するほどの盛況ぶりで、特に明治時代や江戸時代のものが人気だという。今の地図と見比べて、かつてその場所に何があったのかを知るといった楽しみ方が一般的だが、魅力はそれだけではない!
例えば、古地図で散策しているうちに、老舗グルメと遭遇することができるのだ。荘口彰久リポーターが取材中に出会った20代の“古地図女子”は以前、古地図で見つけた蕎麦店が気になっていたということで、同行させてもらうと…。
実はその店は、「天ざる」の発祥と言われる老舗、150年近い歴史を持つ「室町砂場」だったことが判明したのだ。
さらに、古地図歴20年のベテラン男性に同行させてもらったのは、皇居の南側に位置する桜田門の近くにある老舗店「割烹嶋村」。
1850年に仕出しの店と開業したというが、ここでもとんでもないことが判明した。実はこの店、江戸末期である1860年に井伊直弼が暗殺された歴史的事件「桜田門外の変」と関係があるというのだが…
な、な、なんと当時の様子が描かれた錦絵には、創業者と言われる人物が仕出しを届ける最中、桜田門外の変に遭遇して、驚きのあまりズッコケている絵が描かれているのだ!
さらにさらに、古地図は意外な使われ方も…とあるマンションのモデルルームには、なぜか、現在の空撮地図と古地図に販売予定のマンション位置が記されている。これにはどういう意味があるのか?
実は古地図を見ることで、地盤が固く、地震にも強かったことなどを把握できるというのだ。
荘口「地名の由来を調べたり、時代劇に出てくる地名がよく分かるようにもなりますよ!」
そんな魅力ある古地図について、デーブ・スペクターがとんでもない締め方をしたのだ。
デーブ「普通、迷子にならないと古地図を見ないけど、新たな発見がたくさんあっていいですね」
小倉「迷子になって古地図を見たら、もっと迷子になるだろ!」