巨大な「左手オブジェ」が出現…顔が描かれビックリも菊川「キモカワイイ」
まずは、この遠くを見つめる男性の画像をご覧いただこう。
存在感たっぷりだが…着ぐるみ着た小倉さん!ではない…これは巨大な左手のオブジェである。ニュージーランドにある美術館の屋上に突如、現れたのだが、この不思議なオブジェが話題となっている。
その大きさは驚きの…5m!しかも、ただデカいわけではない。なんと、手の甲には“顔”が描かれ、仁王立ちしているように見えるのだ。スタジオでは実寸大のCGで再現したが…
出演者が小さい!そのデカさがお分かりいただけたことだろう。
中を鉄で骨組みしたものを作り、ポリエステルで肉付けされたオブジェは、チビッ子なら思わず泣いてしまいそうなビジュアル。しかし、菊川は…
やはり、独特のセンスを持っているようだ。それはさておき、屋上に設置する時は重機で持ち上げるのに一苦労。
この時には手首の部分が見えたのだが、血管までちゃんと作っているではないか!ただ、この断面は飾られたあとは見えない…無駄なこだわりのようにも思えるが、これが芸術というものなのだろうか?
この不思議なオブジェを作ったのは、地元ニュージーランドの芸術家、ロニー・ヴァン・ハウトさん(54)。
ロニーさんの顔を見て、何か気付かないだろうか?そう!あの不思議な顔は、ロニーさん本人がモデルになっているのだ。
この方は、これまでにも自身をモデルにした作品を多く作っているようだが、もしや自分大好き人間なのだろうか?
ロニー「自分の顔をモデルにしたほうが楽だから」
単純な理由だった…。ただ、巨大な左手にはある想いが込められていた。オブジェが設置されたのは、2011年2月に起きた大地震で被害を受けた美術館。今年6月のリニューアルオープン時に屋上にお目見えしたのだが、ロニーさんは、「単なるオブジェにしたくない。これを見るためにまた美術館に来てほしい」と話している。
機会があれば、とくダネ!出演者の顔バージョンも是非、作って欲しいものだ。あっ、やっぱり見たくないかも…。