壮絶リハビリ…西城秀樹さん(61)が家族ハワイ旅行で見せた“笑み”
カメラの前でリラックスした表情を見せるのは、歌手の西城秀樹さん(61)
これは先月、西城さんが家族でハワイ旅行に出かけた時のプライベートの姿だ。
2003年、そして2011年に脳梗塞を起こし、いまだ右半身にマヒが残る秀樹さん。今年6月、笠井アナウンサーが取材した時に、こんな夢を語ってくれた。
笠井「この夏の目標は?」
西城「家族でハワイ旅行がしたい」
だが、ハワイ旅行を実現するためには、過酷なリハビリが必要だと話していた秀樹さん。あれから2カ月、「とくダネ!」のカメラが捉えたのは、夢を叶えるため壮絶なリハビリに打ち込む秀樹さんの姿だった。
秀樹さんがハワイ旅行を計画したのは3か月前の今年6月。この時、取材した笠井信輔アナウンサーは「うまくいきそう」と感想を漏らしたが、そのリハビリは過酷そのもの。
踏み台昇降やスクワットなど、簡単そうに思える動作も、今の秀樹さんにとっては大変な苦痛を伴うという。
それでも1回3時間、週に3日の厳しいトレーニングに打ち込んだ。
最もつらいのは、脳梗塞の後遺症で麻痺した筋肉をほぐすマッサージだという。秀樹さんが通う、リハビリ施設「フリーウォーキングメディカル」では、ストレッチするたびにうめき声が響く。こうした努力の甲斐もあって、秀樹さんの状態は少しずつだが回復。
笠井「これまでいろんな苦しいこと仕事でしてきたと思うんですけど、そういうのと比べたりします?」
西城「比べものにならない」
秀樹さんは、笑いながらリハビリが大変だと答えた。女優で作家の中江有里さん(@yurinbow)は、リハビリする姿から大スターの気迫を感じたと話す。
中江「ステージに立ちたいということ、そして家族のことが支えになっているのでしょう。またステージ立つことで秀樹さんもエネルギーを吸収して頑張っておられるのかな。人間っていろんなものがパワーになっていくんだなと思いました」
菊川「ファンの方が支えになって、仕事が支えになって、家族が支えになって…人は一人で生きていけないんですね」
笠井「コンサート会場に行くと、みなさんボクの元に集まってきて『いつも秀樹の事を取り上げてくれてありがとう』って、それは秀樹さんが頑張っているからなんですよね」
秀樹さんは来月から45周年コンサートをはじめ、全国のファンに元気な姿を見せてくれる。